こんにちは!株式会社KNOCKの鈴木です!

私はKNOCKへ入社した数日後、とある生配信の現場へ行きました。
スタッフの方々が慣れた手つきで準備を進め、聞こえてくるのは謎な用語ばかり。
私は邪魔にならない所でキョロキョロ・・・。

◎会社の広報課で、動画を担当することになったけども、動画なんて制作したことがない…
◎動画の制作といっても、何から知ればいいのだろうか…
◎営業担当が変わって急に撮影現場へ行くことになったけど、動画についてどんな会話したらいいのかな…

そんな方に見ていただけると良いかなぁと思い、
ほぼ医療現場でしか働いたことのなかった私が動画制作や番組配信の業界へ飛び込み、まず初めにしたこと。【用語検索】を皆さんにシェアしようと思いまとめてみました!!

現場でよく耳にする用語の意味をメインとし、+@「言い回し」という形でお伝えしていこうと思います。

それでは、はじめます!

目次

◎ア行 の動画業界用語
あおり あし アスペクト比 色温度 インサート ウェイト うるさい 雲台 絵コンテ SE MAスタジオ MPEG 押す

◎カ行 の動画業界用語
解像度 画角 上手 仮ナレーション カラコレ カンペ 感じる キャプチャー けつ ケラレ 香盤表 コンテ

◎サ行 の動画業界用語
最終稿 撮影許可 座布団 下手 尺 スイッチャー スタジオ撮影 セット

◎タ行 の動画業界用語
つなぎ ディレクション テロップ 同録 トレーラー トンマナ

◎ナ行 の動画業界用語
長回し なめる ナレーション ノーマライズ ノイズ ノンリニア編集

◎ハ行 の動画業界用語
場当たり ハウススタジオ はける 箱馬 バストアップ バミる バラす・バラし バレる パン 引き ピン フィックス VHS 俯瞰 フレーム プロンプター 別撮り ホワイトバランス

◎マ行 の動画業界用語
巻く 見切れる モアレ(モワレ)

◎ラ行 の動画業界用語
レターボックス レフ板 ロケ ロケハン

◎ワ行 の動画業界用語
ワイプ

ア行

あおり
被写体に対して、カメラを下から上へ撮影する撮影技法のひとつです。

あし
帰る手段のことで、あし代といって交通費のことを指します。
また、カメラや照明の三脚部分もあしと呼びます。

アスペクト比
動画(テレビや動画)における画面の縦横比のことを指します。
主な例として、16:9はテレビ(地デジ)、DVD、YouTube。4:3はアナログテレビ、VHS。
→VHS

色温度
「K(ケルビン)」という単位で表されます。
太陽光や自然光、人工的な照明の光が発する光の色を表す尺度を指します。
LEDや蛍光灯が発する暖色系は色温度が低く、寒色系は色温度が高いです。
撮影において、カメラのホワイトバランスを決める際に必要となります。
→ホワイトバランス

インサート
連続して流れている動画の間に別の動画や音声を入れ込むことを指します。

ウエイト
重りのことです。照明器具のあしを固定するのに砂袋が用いられます。

うるさい
動画演出が過剰すぎるときに使用される言葉です。
また、邪魔なものが写り込んでしまっているときも使用される言葉です。

例「ちょっとうるさいなぁ…〇〇ハケよう!」と、現場ではモニターを見ているディレクターから指示が飛んだりします!

雲台(うんだい)
カメラ三脚上部にカメラを固定する重要な接続部分です。
業界によっては「雲台」「ヘッド」と呼ばれます。

絵コンテ
イラストで描かれたコンテのことです。
絵コンテはイラスト、画コンテは撮影イメージに近しい画像を用いたコンテを言います。
関連→コンテ

SE(えすいー)
SE:sound effectの略です。効果音のことを指します。
生配信系の番組では演出の一つとしてかなり重宝されます。

MAスタジオ
音声収録、マスタリングなど音声処理が可能なスタジオです。
音楽業界でいわれるスタジオはこちらを指します。

MPEG(えむぺぐ)
MPEG:Moving Picture Expert Groupの略で、組織名称でもあります。
動画や音声の圧縮方式の一つであり、圧縮方法としては非常に有名なものです。
MPEG1、MPEG2など複数の種類があり、それぞれ性質が異なります。

押す
撮影や収録時間が定刻よりも遅れることを指します。
例「ちょっと押してるから、後半巻いていこうか!」
対義語→巻く

カ行

解像度
「dpi:Dots Per Inch」という単位で表し、
ディスプレイ画面に表示される画像データの密度を指します。
1インチを何個の点(ドット)の集まりとして表現するかを意味する値です。値が高いほど、データは精細となります。液晶テレビまたは液晶モニタでフルHDとある場合、解像度は1920×1080以上あることを表します。

※ドットに色情報も加味した概念が「ピクセル」、ピクセルの日本語表現が「画素」。

画角
カメラで撮影する場合、実際に写る範囲を角度で表したものをいいます。
使用するレンズによっては撮影環境が同じでも写る範囲が変わります。

上手(かみて)
撮影者からみた右側、カメラの前に立つ出演者からみた左側を指します。

仮ナレーション
ナレーターさんの収録前に仮として当てたナレーションのことを指します。
「仮ナレ」と略しがちです。

カラコレ
カラーコレクション:color correctionの略です。
動画の色彩補正の工程を指します。

カンペ
カンニングペーパーのことを指します。

現場に出て思いましたが、カンペ出しする側は
◎見やすく!端的に!わかりやすく! が重要ですね。
一方で、プロだなぁと感じる方はカンペ読みも上手いですね!!

感じる
撮影の際、何かを少し撮したいときに使われる表現です。
例「彼を少し感じたい」→彼を少し入れて撮りたい

キャプチャー
一般的かもしれませんが、ディスプレイに表示されている画像をスクリーンショットなどで読み込み、画像として保存することをいいます。
「キャプっといて」と、略しがちワードです。

けつ
「けつ」、「おしり」と最終時間や納期を表します。

ケラレ
画面の四隅にカメラのレンズフードやフィルターが誤って写り込んでしまうことを指します。

◎レンズフードが締まっていることを確認すれば回避できます!
ちなみに、私は初めての撮影時にやってしまいました。
気づくことなく、5分以上ケラレの状態で撮影し、編集でなんとかしていただいたという苦い思い出です…。

香盤表
当日撮影時のスケジュール表を指します。
キャストさんはじめ、制作スタッフの動きなど詳細が記載されています。

◎必ず、撮影前の準備が必要です!

コンテ
動画の設計図となるものを指します。
絵コンテはイラスト、画コンテは画像、字コンテは文字で撮影イメージをそれぞれ記載します。

サ行

最終稿
納品前の段階を指します。
撮影後、編集したもののチェックをクライアント様と何度か重ね、納品まで仕上げていきます。
◎初稿→第二稿→最終稿(第三稿)→納品

撮影許可
ロケ撮影を行う際、事前に管理している個人や施設等への撮影許可が必要となり申請することを指します。※道路の場合、警察署への申請を必ずしなければなりません。

◎申請に要する期間が3日〜1ヶ月程度と幅があったり、場所によっては撮影許可が降りない場合もあるため、事前のリサーチがかなり重要となります!
必要な書類等も申請場所によって変わるので、お気をつけください!

座布団
テロップの背景マットを指します。
編集の際に使用されるワードになります。

下手(しもて)
撮影者からみた左側、カメラの前に立つ出演者からみた右側を指します。
対義語→上手


番組や作品の長さをいいます。
例:60秒のCMは「尺は60秒」

スイッチャー
2つ以上の動画画面(カメラやVTR)切り替えを現場で行う担当の方を呼びます。
また、その機材を指します。

スタジオ撮影
撮影用途に合うスタジオにて行われる撮影を指します。
スタジオには複数の種類があり、特色が変わるためスタジオ環境の調べが必要になります。

セット
スタジオ内に作られた撮影に必要な道具や家具等の設置を指します。

◎スタジオによっては備え付けのセットを取っ払う必要もあり、撮影後は元の位置に戻さなくてはならないので、事前に写真を撮っておくことをオススメします!

また、「建て込み」といって、1からスタジオや舞台のセットをつくり、飾り込む場合もあります。

タ行

つなぎ
① シーンとシーンが変わる瞬間をいいます。
② 撮影の合間に食べられるお菓子のことを指します。
③ 撮影の予定が押して食事ができない時に出される軽食のことも指します。

ディレクション
あらゆる進行を取りまとめる役をいいます。
打ち合わせからスケジュール管理、役者の手配、現場での細やかな指示、動画演出の指示など多岐に渡り進行や進捗管理をまとめ行います。

テロップ
字幕のことを指します。
動画編集をする際、文字を入れることを「テロップ作業」や「テロップ入れ」と言います。

同録
撮影の時に動画と音声を同時に録音することをいいます。

トレーラー
Trailer:映画の予告編のことを指します。

トンマナ
トーン&マナーの略です。
広告におけるデザインの一貫性を持たせること指します。

ナ行

長回し
最初から最後まで一度も止めないで、長い間カメラを回し続ける撮影技法を指します。
途中で場面転換することもなく、長いカットが続きます。

なめる
カメラの手前に置いて、その奥を狙って撮影することを指します。
例「彼女の肩なめで!」
→彼女の背後から肩を映し、その向こうにいる対話する相手を撮影することです。

ナレーション
声による表現方法を指します。
基本的にはMAスタジオなどでアフレコによって録音されます。「NA」や「ナレ」といった略称で呼ばれることも多いです。

ノーマライズ
ノーマライゼーション、音量正規化とも呼ばれ、音量の均一化を指します。
音をギリギリまで大きくしてくれる機能です。小さな音も大きな音も均一に大きくしてくれるので『単純に音だけ大きくしたい』時に使えます。
また、音のピークを超えることは絶対にないので、ノーマライズをして音が割れてしまうなんてことは絶対にありません。

ノイズ
最近ではデジタルカメラにおける画像の荒れをデジタルノイズという名称で呼ぶ場合があります。単純に雑音を表す場合や不要な情報をノイズという場合もあります。

ノンリニア編集
ビデオカメラで撮影した素材を編集ソフトとパソコンで編集することをノンリニア編集といいます。テープからテープへ編集することはリニア編集といいます。
ノンリニア編集のメリットとしては、リニア編集に比べて大幅にコストダウンが図れる、リニア編集手間と時間がかかるワイプやエフェクトや動画の合成などが比較的簡単にできる、編集作業にかかる時間を短縮化できる、キャプチャと書き出しの時間が必要なことから単純編集ではリニア編集の方が早い場合がある、VTR機材に比べてハードウェアの稼動寿命が比較的短い…などが挙げられます。

ハ行

場当たり
撮影本番と同じような状況で確認するリハーサルを言います。
撮影をする場合、いつどこで何をどうするか、出演者だけではなく、制作・技術スタッフなども、当然すべて決まっています。これらのきっかけの確認、出演者の立ち位置、道具を含む出ハケなどの流れを確認します。

ハウススタジオ
一軒家を撮影用スタジオとして貸し出しているサービスを指します。
中にはマンションの一室を貸し出し、ハウススタジオとしている個人や企業もあります。

はける
カメラに写るフレーム内にいる、不要な「人」にフレーム外に移動してもらう事を指します。

箱馬
一般的には、15×30×45cmの木箱のことを指します。
平台を載せる台で、高さ調節や休憩用の椅子として使われることが多いようです。

バストアップ
被写体が人物で、胸から上を画面に大きく撮影することを言います。
バストショットとも呼ばれ、対談や座談会などでよく用いられる撮影カットです。

バミる
撮影現場で出演者の立ち位置や小道具の場所などに目印を付けることを指します。
語源は「場を見る」という説もあるとか。
養生テープという粘着面がベタベタせず、綺麗に剥がせるものを使用します。

◎「ここ、バミっといて!」と現場ではよく耳にします。

バラす・バラし
撮影終了後、機材やセットなどを片づける作業のこと・撤収すること・出演者やスタッフを解散することを指します。
また、案件自体が白紙になり、予定を押さえていた出演者やスタッフをキャンセルすることも指します。

バレる
撮影においてはフレーム内に隠してあった物が写ってしまうこと、制作においては撮影場所や撮影集団から離れる、もしくは解散して解放されることを指します。

パン
撮影技法のひとつであり、固定したカメラを振ることを指します。

引き
ズームを広角側にしたり、カメラを遠ざけることで、現在の画角よりも背景を多く撮り込むことを指します。もしくは全景のことをいいます。

ピン
撮影においてはピントのこと、またはその位置のことを指します。
演出においては「独り」のことを指します。また「ピン芸人」のように立ち位置を示す際に使ったりすることもあります。

フィックス
FIX:カメラと画像を固定したままで撮影することを指します。
また、原義「物を定位置にしっかり固定する」ことから転じて、物事が最終的に決まることもFIXと使います。

VHS(ぶいえいちえす)
Video Home Systemの頭文字をとった略。
日本ビクターが開発した家庭用ビデオテープのことを言います。DVDが主流になる前はこちらが一般的でした。

俯瞰(ふかん)
上から見下ろした構図を指し、上から見下ろして撮影すること言います。
対義語→あおり。

フレーム
演出においては、カメラに写る「画」やその範囲のことを指します。またはステージの写る・写らないの境界線のことも言います。
撮影においてはフィルムのコマのことを指します。

プロンプター
①テレビでキャスターや演者のためにカメラ前の偏光ガラスに原稿やセリフを写し出す装置を指します。
②舞台で演技中の俳優に陰からそっとセリフを教える人のことを呼びます。
③講演・演説・コンサートなどの際に、電子的に原稿や歌詞などを表示し、演者を補助するための装置・システムを指します。
Teleprompter:テレプロンプター
(プロンプターという呼称は日本において簡略化された表現のようです!)

別撮り
ひとつのシーンや連続するカット・セリフの中において、役者の都合や時間の関係上、撮影・録音できない(しない)カットのことを指します。
もしくは、そのカットを撮影・録音することを指します。

ホワイトバランス
ビデオカメラやデジタルカメラで白色を正確に白く映し出すように補正する機能を指します。この機能により、どのような光の元でも適切な白色を出すことが可能になります。

マ行

巻く
糸を巻いてたるみをとるように、無駄な時間を省いて時間短縮を図ることを指します。

見切れる
①動画の撮影時、カメラのフレーム(画面)に不必要なものが映り込んでしまうことを指します。逆に、動画に必要な被写体がフレーム(画面)から外れていることにも使われるので注意が必要です。
②見切りが不十分で舞台裏が見えてしまうことも言います。

モアレ(モワレ)
フランス語で波紋、雲紋のことを意味します。
動画ではパンなどのカメラの動きやスクリーンが重なる角度によりちらつきとなり、波状の縞模様(干渉縞)が視覚的に発生する現象のことを指します。モアレ縞、モワレとも呼ばれます。

◎キャストさんの衣装が細かいチェック柄であるとモアレが起こりやすくなるため、衣装チェックは必須です!

ラ行

レターボックス
4:3のモニターに、ハイビジョンである16:9の動画を左右が見切れないように収めた状態をレターボックスといいます。
上下に黒帯がついている動画であり、「LB」の略称で呼ばれます。

レフ板
光を反射させる為に用いられるもので、アルミ表面をざらつかせたものや白い紙を貼った板が一般的にレフ版と呼ばれます。
日陰になってしまう部分に対し、補助光としてレフ板からの光を当て、全体の露出をコントロールするために使用されます。

ロケ
放送業界において、映画・テレビなどでスタジオ内の撮影を行うのではなく、屋外・野外で自然の景色や町並みを背景に撮影を行うことを指します。
locationの略であり、ロケ撮影とも呼ばれます。ロケ撮影は、スタジオ内などの屋内撮影と異なり、人員・設備はもちろん、様々な面でデメリットがあります。しかし、屋外は屋外でメリットがあり、屋外でしか撮影できない自然な風景といった人の手では作り出せないものを撮影し、動画へ取り込めるという利点があります。

ロケハン
Location hunting:ロケーション・ハンティングの略です。
ロケ撮影に適した場所を、撮影する前に下見やリサーチ調査を行うことを指します。
ロケ撮影を行う動画制作の工程において、撮影当日にスムーズな進行が出来るなどメリットが多く、非常に重要な要素です。

また、関係者・クライアントの了承を得たり、撮影許可などの法的要件を確認する、撮影における問題点を事前に抽出して処置を行うなど、ロケハンが担う役割は様々です。
なお、ロケハンは必須ではありませんので、一切行わずにロケを行うこともありますが、その場合、色々な問題点が発生すると撮影そのものがストップしてしまう可能性があります。

◎屋外ロケ以外にも使用予定のスタジオはロケハン時に目で見て確かめるのが確実です!
理想の環境が全て整っているスタジオは無いと思っておくのが無難です。

ワ行

ワイプ
Wipe:抜く、抜き取るという意味です。
① 画面の片隅の斜めまたは上下左右などから丸や三角、四角で元の画面と次の画面を拭き取るように画面切替をする動画技術を指します。
② テレビのバラエティ番組や情報番組などでVTRや中継動画を流す際、画面の隅にスタジオで見ている出演者の顔を小画面(小窓)で映したものを指します。

まとめ

さて、ここまで「よく聞く、よく使う動画業界用語」をまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか?
もしかしたら、まとめた用語の中には言葉のニュアンスから理解できそうなワードやテレビ番組で聞いたことのあるワードがあったかもしれません!
しかし、これだけの用語を覚えようとしてもなかなか覚えられませんが、その環境に馴染んでしまえば自然と聞き慣れ使い慣れていくのではないでしょうか!!

少しでも皆さまのお役に立てるような記事を随時、更新していきます。
これが聞きたい!知りたい!という内容がありましたらお気軽にお問い合わせください。