
こんにちは、株式会社KNOCK動画マーケティング部です。
今回は、YouTubeのリピーターについて、 動画マーケティング部が紹介します。
YouTube運用を行っているけれど分析が進まずに困っているという方は是非ご覧ください!
株式会社KNOCKはこの度、「YouTube運用を学びたい」という声にお応えすべく、YouTube動画講座の「KITEN.」をリリースさせていただきました。
所属・提携YouTuberの累計登録者数350万人、月間視聴回数1億回以上を誇る株式会社KNOCKが日々YouTubeと向き合う中で培ってきたYouTubeノウハウを全てオンデマンド上で視聴していただくことが可能です。
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目次
YouTubeのリピーターとは
YouTubeにおけるリピーターは、おそらく多くの人が認識しているであろう定義でおおよそ問題ありません。
つまり、一定期間内にチャンネルを訪問したユーザーが再び同じチャンネルを訪問した場合、そのユーザーはリピーターとカウントされます。
一方、上記以外のユーザーを新しい視聴者と呼びます。
補足までに、この一定期間というものがどれくらいの期間なのか、この点に関してはYouTubeから詳細な解説がなされていません。
ただ、GoogleのWEBサイトにおけるリピーターの定義においては、上記の期間が2年間とされているので、YouTubeも2年間、もしくはこれに近い数値であると考えてしまって問題ないでしょう。
以上を踏まえると、2年以内に同じチャンネルに再び訪問したユーザーをリピーター、2年間で初めてそのチャンネルに訪問したユーザーを新しい視聴者と捉えて問題ないでしょう。
YouTubeのリピーターの確認方法
記事の後半部分はぜひご自身のチャンネルのアナリティクスと合わせて読んでいただきたいので、まずYouTubeアナリティクスでのリピーターの確認方法を紹介します。
Step1 YouTube Studioを開き「アナリティクス」をクリック
Step2 「視聴者」をクリック
Step3 以下の画面からリピーターや新しい視聴者の数を確認
YouTubeのリピーターに関する解釈
では、リピーターの指標を見てどのような分析を行うことができるでしょうか。
結論としてケースバイケースということが言えるのですが、その中でも最大公約数的な解釈をご紹介します。
リピーターが多い場合
まず、自身のチャンネルの視聴者のうちリピーターの占める割合が高かった場合です。
この場合、
- チャンネルの公開するコンテンツに一貫性があり、何らかの共通の関心を持った視聴者を安定的に多く惹きつけることができている
- 特定のシリーズにファンをつけることに成功しており、リピーターの多くはそのシリーズを頻繁に視聴している
- チャンネル内に登場するキャスト、キャラクター自体にファンがついている
といった解釈をすることができます。
新しい視聴者が多い場合
一方、自身のチャンネルの視聴者のうち新しい視聴者の占める割合が高かった場合です。
この場合、
- チャンネルの公開するコンテンツがユーザーの一時的なニーズを満たすに止まっており、継続的な視聴を促せていない(ex: ノウハウ系のコンテンツ)
- さまざまなジャンルのコンテンツを幅広に公開しており、各コンテンツで異なる層の視聴者を惹きつけることができている
といった解釈ができます。
弊社YouTuberのリピーター率の事例(直近1週間※)
また、何を持ってリピーター、ないしは新しい視聴者の割合が高いと言えるか不明瞭であるため、弊社に関連するYouTubeチャンネルの数値を参考までに掲載いたします。
以下を踏まえると、50%が1つの基準と言えます。
ただ、ここはチャンネルの性質によりまちまちなので、どっちが多いとも言えないという場合にはリピーターを緒にチャンネルを分析する有効性はそこまでないかもしれません。
①えびまよ【海老原まよい】:リピーター率75.6%
https://www.youtube.com/channel/UCto5XPKvNYZOf3uRAFoP38g
②侍イーティング SAMURAI EATING:64.5%
https://www.youtube.com/channel/UCWzR8Xu8B6zxMePprym3Dhw
③布施辰徳ものまねTV:34.6%
https://www.youtube.com/channel/UCuzauFr4bYdU3o6BWbDi9Vw
※直近2日分のデータは閲覧することができないため、実質7日前から2日前までの6日分のデータになります。
YouTubeのリピーターに関する注意点
ここで、YouTubeのリピーターに関する注意点があります。
おそらく、YouTubeのアルゴリズムが各チャンネルのリピート率を高めるような最適化を行なっていると考える方も多いでしょう。
しかし、実際にはアルゴリズムの最適化とリピート率とあまり関係性がないようです。
実際に、YouTube公式がYouTubeヘルプでそう明言しています。
YouTube曰く、YouTubeのアルゴリズムは視聴者に好まれると予想される未視聴の動画やチャンネルを提案することに重きをおいており、
その一環で過去に訪問したチャンネルの動画を提案することはあるが、必ずしもその限りではないようです。
要するに、既存の視聴者が少ないからと言って、YouTubeのおすすめに表示される可能性が極端に低いわけではないということです。
YouTubeのリピート率を高めるメリット
YouTubeのリピート率を高めることでどのようなメリットが考えられるでしょうか。
それはつまり、視聴数、さらには収入が安定することです。
というのも、リピーターが多いということは当然、新しく公開した動画を見てもらえる可能性が高まるからです。
これは新しい視聴者が多い場合を考えるとわかりやすいのですが、例えばチャンネルの視聴者のうち大半が新しい視聴者だったとします。
この場合、その視聴者はチャンネルの動画を視聴しているというよりかは、各コンテンツに惹かれて視聴をしていることが多いです。
つまり、その動画は視聴したものの、その次に公開された動画に興味が持てなかったり、そもそも新しく公開された動画を認知されなかったりするリスクがあります。
こうなると、数本に1本は動画が伸びても、長い目で見ると視聴回数が伸びないと言った事態に陥ってしまいかねません。
そして、これはリピート率を向上させることで解決する問題でもあります。
さらには、視聴回数が増加することで広告収入が増加したり、もしくはコアなファンからのスーパーチャット、メンバーシップによる収入が得られたりといったことも想定されます。
つまり、リピート率の向上は視聴回数の安定、ひいては収入の増加につながると言えます。
YouTubeのリピート率を高めるには
では、YouTubeでリピート率を高めるにはどうしたら良いのでしょうか。
最後にYouTubeのリピート率を高める方法を3つ紹介します。
チャンネル登録を促す
最も有効な方法はチャンネル登録を促すという方法です。
ユーザーにチャンネル登録をしてもらうことで、新しい動画を公開した際に通知が届いたり、おすすめに表示されやすくなったりします。
チャンネル登録を促す方法として具体的には、動画内でチャンネル登録を促すことや後述する終了画面の活用することなどが考えられます。
前者に関しては、チャンネル登録を促すとともにどんな動画を配信しているのか、どのような趣旨のチャンネルなのかを合わせて説明すると、チャンネル登録をしてもらえる可能性が上がります。
後者に関しては、後ほど説明します。
シリーズものの動画を出す
シリーズものの動画を配信する方法も有効です。
それは新規の企画でも、すでに配信して反響のあったものでも構いません。
そのシリーズものを継続して視聴してもらえることで、リピート率の向上が期待されます。
また、そのシリーズものを足掛かりに他の動画に興味を持ってもらえる可能性もあります。
また、それらの動画を再生リストを活用して視聴者がまとめて視聴しやすいようにしましょう。
YouTubeの機能を活用する
最後に、YouTubeの機能を活用して他の動画を紹介することやチャンネル登録を促す方法も有効です。
実際にYouTubeカードや終了画面が有効です。
それぞれの活用方法に関しては以下の記事をご覧ください。
YouTubeのリピーターのまとめ
いかがだったでしょうか?
この記事では指標の見方や解釈、高め方について解説しました。
この記事がYouTube運用の一助になれば幸いです。
- この記事のまとめ
- ・リピーターはアナリティクスから確認可能
- ・リピーターを増やすことで視聴者数、収入が安定
- ・チャンネル登録を促すことやYouTubeの機能を活用することがリピート率向上に有効
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