
こんにちは、株式会社KNOCK動画マーケティング部です。 先日、弊社クライアントから以下の質問を頂きました。
「弊社はBtoC企業なのですがYouTubeを利用してうまくマーケティングしてみたいです。何か良い方法はないでしょうか?」
確かにYouTubeを活用してマーケティングを行ってみたいというBtoC企業も多いのではないかと思います。
そこで今回は、BtoC企業が行うYouTubeマーケティングの活用方法について、 株式会社KNOCK動画マーケティング部がわかりやすく解説します。
※私たち株式会社KNOCK動画マーケティング部は企業様の映像制作のお仕事やYouTube運用のお手伝い等をさせていただいており、オーガニック検索(広告を用いずに)のみで500万再生以上/1本を記録した動画を制作した実績もあります。
この記事を読むことでBtoC企業のYouTubeマーケティングの基礎から活用方法まで詳しく理解することができます。
目次
BtoC企業のYouTubeマーケティングについて
デジタル社会が発達していく中で、スマートフォンやPCの利用がますます発達してきています。
そんな中「5G」の時代が訪れようとしていることもあり、インターネットを利用した動画マーケティングが注目度を上げています。
特にYouTubeを活用したマーケティングに乗り出している企業も増えてきています。
その理由としては、YouTubeで自分の欲しいものを検索する人が急増していることが大きな要因となっているためです。
BtoC向けにビジネスを行っている企業は、YouTubeを通して大きな成果を得られる可能性を大いに秘めているため、この記事を参考にぜひ導入を検討してみてください。
BtoBとの根本的な相違点
まず、BtoBとの大きな違いと言えば「ターゲットにしている顧客が違う」ということです。
BtoBは商品やサービスの提供を企業が他企業に対して行うタイプのビジネスであり、BtoCは商品やサービスの提供を企業が消費者に対して行うタイプのビジネスです。
前者は一度企業間の関係を築くと長期的に取引を行うことが多く、単価も大きいため安定して利益を得ることができます。
一方、後者は消費者がリピートしてくれない限りは企業と消費者の関係が続くことありません。
それに加え単価が低いので商品やサービスを売り上げる量がとても重要になってきます。
購買タイミング
二つ目に、BtoBとBtoCにおける商品やサービスを購入するタイミングについてお話したいと思います。
一般的にBtoBでは商品やサービスを社内で十分に比較検討にしてから購入に至るため、理論的に購入すべき理由を説明するという時間を要するものになります。
それとは対照的に、BtoCの場合は各個人の心理状態によって大きく左右されます。
商品やサービスが個人の趣味嗜好に当てはまっていれば、購入へのハードルが下がるので即購入される可能性が多いです。
皆さんも記事をご覧の方も経験したことがあるであろう「衝動買い」というものがまさに最たる例です。
つまり、BtoBマーケティングに比べBtoCマーケティングでは購入に至るまでのスピードが早いということになります。
ですから、BtoC企業はアプローチの仕方を工夫すれば売上向上を狙える見込みがあるということになります。
アプローチ方法
三つ目はどのように購入者にアプローチしていけば良いかということを解説したいと思います。
先程も触れた部分と重複しますが、BtoBのマーケティングでは商品やサービスを購入するに当たって長い時間を使って比較検討する場合が多いので、購入することでどのような恩恵が得られるのかという部分を合理的に説明する必要があります。
一方BtoCでは消費者の感情に訴えかけるようなアプローチが大切になってきます。
BtoCでは消費者の購買速度は非常に早く、「購入したい」と一瞬でも思わせることができればマーケティングの成功となります。
ですから、動画では見ている消費者の共感や感動を誘う内容を意識して制作することを強くおすすめします。
BtoC企業がYouTubeを活用するメリット
販促効果が高い
動画を使って消費者にアプローチをかけることは非常に効果があります。
テキストや画像情報だけではその企業についてイメージしにくく、記憶に残りにくいものになってしまいます。
それに対し、動画は文字媒体よりも多くの情報を短時間で伝えられるという利点があります。
テキストや写真などの紙媒体1枚が伝える情報量が1,000文字分であるのに対して、動画1分間の情報量は180万文字分にもなると言われています。
動画は視覚と聴覚から視聴者にアプローチすることができ、文字だけでは伝わりにくい細かいニュアンスなどの非言語要素を分かりやすく伝えることができます。
そのため、消費者の感情に訴えかけるというBtoCマーケティングを行う上で一番必要な要素を十分に満たすことができます。
つまり、企業は動画を活用することで消費者の購買意欲をより高めることができるのです。
ブランディングに繋がる
YouTubeチャンネルというのは動画がどんどん増えていくので、運用の仕方によっては企業情報を効果的に発信できます。
社風、働き方、社員や社内の雰囲気などを一貫したコンセプトで伝えることができれば大きなブランディング効果に繋がります。
こちらに関しては別の記事で詳しく述べているので是非ご覧ください。
広告費用を削減できる
テレビCMやWeb広告などを出稿すると多くの費用がかかってしまう反面、YouTubeは無料で動画を投稿することができます。
前者は放送や掲載の期間が設けられており、その期間が終わってしまうと宣伝することができなくなってしまいますが、YouTubeはチャンネルや動画を削除しない、もしくは運営によって削除されない限りは残り続けるため広告費をかけずに半永久的に宣伝を行うことが可能です。
これは会社の予算を大きく助けることに加え、広告活動を長く続けることができるので一石二鳥であると言えます。
動画を活用するポイント
ターゲットを明確にする
まずは商品やサービスをどの層に届けたいのかを定めることから決めることが大切です。
特定の層に伝えたいのであればその層に伝わりやすいネタや表現を多く盛り込む、また幅広い層に届けたい場合にはどの層にも伝わる分かりやすい話や言葉を使う必要があります。
また、層だけでなくペルソナを設定することで、どういった動画内容にしていくかということもスムーズに進めることができます。
基盤を固めることでより効果の高い動画を作ることができるので、この部分は突き詰めてイメージを広げていくようしましょう。
動画を制作する目的を決める
BtoCマーケティングに使用する動画を制作する際には、その動画でどんな目的を達成したいのかというゴールを設定するのが重要です。
例えば、商品を直接宣伝して販売促進したいのか、とりあえず集客を図るためにブランディングを中心としたものにするのかなど制作する意図は様々にあります。
その意図によって動画の魅せ方が変わってくるため、動画をどう作るのかではなくその動画で何を達成したいのかという目標をまずは定めましょう。
動画を企画する段階からゴールについて考えることを常に意識しておくことが重要です。
感情に訴えかける内容を意識する
この記事では何度も触れていますが、BtoCマーケティングでは消費者の感情に訴えかけることが重要なポイントになります。
では、どのような動画が感情を訴えやすいのかというと、一貫したメッセージを持ったストーリー性のある動画は視聴者の共感を生みやすくなります。
軸として動画のターゲットと目的を据え、その周りに肉付けしていく形でストーリーを考えましょう。
そうすることで伝えたい事をブレずに視聴者に届けることができます。
また、最初の掴みの部分が最も大切なので飽きさせないように最初に伏線を仕掛けて、最後までオチを引っ張て気になるようにするなどといった内容は効果的です。
動画の作成方法
内製する
動画を内製化することのメリットは「スピードが早い」ということです。
自社内で動画が作れるのなら動画制作会社に依頼する必要がないので、動画の内容が決まり次第すぐに制作に取り掛かることが可能です。
しかし、内製化を動画制作会社ではない企業が行うとなるとコストやクオリティに問題が出てくるというデメリットも存在します。
動画制作を行う上で撮影や編集のスキルがある人間がいれば問題ないのですが、ほとんどの企業にはそのケースというのは少ないでしょう。
また、一から内製することになるとスキルの習得や機材・設備費などのコストがかかっていしまい、結果的に動画制作会社に依頼するよりも高くなってしまうケースも考えられます。
そのため、動画制作の内製を行う際には長期的に計画を立て、明確な内製化を行っていく必要があります。
動画制作会社に依頼する
動画制作会社であると動画の企画・撮影から編集・分析まで行ってくれる会社が多いので、時間的・人的コストを削減することができます。
動画制作会社に依頼すればクオリティの部分に関する心配はなくなります。
また、プロに任せることでYouTubeチャンネルを伸ばしたい場合にも、運用代行を行っているところでは最短で成果を出すことが可能です。
あえてデメリットを挙げるとなると、費用が多くかかる場合があること、運用代行会社とのやり取りに時間がかかる場合があります。
しかし、内製をする明確な目標が無い限りは運用代行会社を利用することをおすすめします。
YouTube運用代行会社については以下の記事をご覧ください。
BtoC企業もYouTubeを活用してみましょう!
いかがだったでしょうか?
この記事ではBtoC企業のYouTubeマーケティングについて解説しました。
この記事を参考にYouTubeマーケティングを始める手助けになれば幸いです。
YouTube運用を始めてコンバージョンに繋げたい、または自分たちで運用をしてみたけれど明確な方針が定まらず成果が出ない、リソースが足りないといった悩みを抱えている企業様も多いかと思います。
KNOCKでは、動画制作とマーケティングに精通したメンバーを擁して企業様に寄り添い、企業様の成果を第一に考えます。
そして、豊富な動画制作実績や蓄積されたYouTubeノウハウをもとに、企画・撮影・編集・投稿・分析をワンストップで行い、企業様の中長期的なYouTube運用のお手伝いをさせていただいております。
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