
こんにちは、株式会社KNOCK動画マーケティング部です。
先日、弊社クライアントから以下の質問を頂きました。
「YouTubeのインプレッション数という指標の解釈の仕方がよくわかりません。」
確かにアナリティクスでインプレッション数という指標を目にしたことがある方も多いのではないかと思います。
そこで今回は、インプレッション数とその関連指標の見方、解釈方法さらには向上施策について、 株式会社KNOCK動画マーケティング部がわかりやすく解説します。
この記事を読むことでYouTubeのインプレッション数について網羅的に理解することができます。
株式会社KNOCKはこの度、「YouTube運用を学びたい」という声にお応えすべく、YouTube動画講座の「KITEN.」をリリースさせていただきました。
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目次
YouTubeのインプレッション数とそれに関する指標の見方
まずはYouTubeのインプレッション数とそれに関する指標の見方(確認する方法と解釈の方法)を解説します。
まずは、指標の確認方法を画像で説明します。
Step1 「YouTube Studio」を開く
Step2 「アナリティクス」をクリック
Step3 「リーチ」をクリック
Step4 該当する指標を選択して表示
続いて、それぞれの指標の解釈の仕方について説明します。
インプレッション数
インプレッション数はあなたの動画のサムネイルがユーザーのYouTubeの画面上に表示された回数を指します。
ユーザーの画面上にあなたの動画が表示されるということは、YouTubeがあなたの動画をユーザーにお勧めした回数であるので、インプレッション数はYouTubeのおすすめ度として解釈することができます。
このインプレッション数のカウント方法に関しては、留意点が2つあります。
まず、一口にユーザーのYouTubeの画面上に表示された回数と言っても、1インプレッションとしてカウントされるには
- サムネイルの50%以上が表示される
- サムネイルが1秒以上表示される
の2点を満たす必要があります。
また、サムネイルが表示される場所によってもインプレッションとしてカウントされるかどうかが異なります。
出典:YouTubeヘルプ
具体的には上図のようにカウント方法が定められています。
インプレッションのクリック率
インプレッションのクリック率は総インプレッションのうち何%がクリックされたかを指す指標です。
インプレッション数が1万で、そのうち500回クリックされていたらインプレッションのクリック率は500÷10,000×100=5%となります。
YouTubeによると、半数のチャンネルのクリック率は2~10%であるため、一つの目安として目標を10%以上に設定すると良いのではないでしょうか。(参考:YouTubeヘルプ)
このクリック率が高いということは、それだけ魅力的なサムネイルを作ることができていると解釈できます。
すなわち、サムネイルの良し悪しを測定する指標として活用することが考えられます。
留意点としては、おすすめ動画に表示された際よりも検索窓から検索された場合の方がクリック率が高くなる(※)ので、チャンネル登録者数を増やすこともクリック率増加につながるという点が挙げられます。
※おすすめ動画欄を見ている時は次に見る動画に対して特定のニーズがない、すなわち必ずしもあなたの動画を選ぶ必要はないが、検索窓から検索された場合はユーザーがあなたの動画を見たいと考えている可能性が高いため
視聴回数
視聴回数は文字通り、あなたの動画が再生された回数を指します。
留意点としては、1人で10回再生した場合も10人で1回再生した場合も視聴回数10回としてカウントされるので、視聴回数≠視聴したユーザー数であるという点が挙げられます。
この記事とはそこまで関係がありませんが、興味がある方は視聴回数のカウント方法についてはYouTubeの再生回数のカウントの仕組みは?わかりやすく解説!も記事をご覧ください。
ユニーク視聴者数
ユニーク視聴者数は、あなたの動画を視聴した視聴者の数を指します。
先程の例だと、1人で10回再生した場合のユニーク視聴者数は1、10人で1回再生した場合のユニーク視聴者数は10人となります。
このユニーク視聴者数が視聴回数に対して多い場合は、視聴者のリピートを獲得できていないと解釈できます。
一方、ユニーク視聴者数が視聴回数に対して少ない場合は熱狂的なファンは獲得できているもののそれ以外への層のアプローチに苦戦していると解釈できます。
インプレッション数増加に有効な施策
インプレッション数を増加させる、つまりYouTubeにあなたの動画をおすすめしてもらうためには、クリック率と総再生時間を上げる必要があります。
そのためには様々な施策が考えられますが、手軽かつ有効であると考えられる以下の3点を紹介します。
魅力的なサムネイルを作成する(クリック率を上げる施策)
まずクリック率を向上させるために魅力的なサムネイル作成を心がけましょう。
サムネイルのポイントとしては以下の3点が挙げられます。
- 見やすい文字のサイズ、フォント
- 目に留まるような配色
- 動画の内容がわかる画像
それぞれ簡単に解説します。
1の文字に関して、サムネイルに一目見て動画の内容が伝わるような文字を入れる必要があります。
文字数としては10文字以内を基準になるべく短く、デザインに関してはストロークや光彩等をつけ際立てるように意識しましょう。
2の配色に関して、クリック率を上げるためにそもそも視聴者の目に留まる必要があります。
そこで、背景には白地など彩度の高い色を、文字には「赤」「オレンジ」「黄色」等の目立ちやすい色を使うことを意識しましょう。
3の画像に関して、文字の場合と同様にサムネイルに一目見て動画の内容が伝わるような文字を入れる必要があります。
視覚的に動画の概要を推測することができるような画像を用いるよう意識しましょう。
YouTubeの魅力的なサムネイルの作成方法については急に動画が伸びるかも!?YouTubeのサムネイル作成方法を解説をご覧ください。
視聴者維持率を意識する(総再生時間を上げる施策)
インプレッション数を増加させるにあたって、視聴者維持率を意識しましょう。
視聴維持時間を向上させることにより、YouTubeのおすすめフィードに上がりやすくなり、動画のインプレッション及び再生回数の増加が見込めます。
視聴者維持率については【重要】再生回数が急増?YouTubeの視聴者維持率について解説をご覧ください。
継続的に動画を投稿する(総再生時間を上げる施策)
最後に、動画を継続的に投稿することを心がけましょう。
前述のようにインプレッション数を増加させるためには、クリック率と総再生時間を上げる必要があります。
後者の総再生時間に関しては、総再生時間=動画本数×1本あたりの再生時間という式が成立します。
つまり、動画の本数を増やすことによって総再生時間を増加させることができます。
YouTubeのインプレッション数についてのまとめ
いかがだったでしょうか?
この記事ではインプレッション数等の指標について、確認方法、解釈の仕方、さらには向上施策について説明しました。
この記事のまとめは以下の通りです。
- まとめ
- ・インプレッション数とは、自分の動画がユーザーのYouTubeの画面上に表示された回数のこと
- ・インプレッション数をあげるためには、クリック率と総再生時間を上げる施策が必要
この記事を参考にアナリティクスデータをチャンネル運用に活用していきましょう。
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