こんにちは、株式会社KNOCK動画マーケティング部です。
先日、弊社クライアントから以下の質問を頂きました。
「自社商品のPRを行いたいのですが、PR動画などの本格的な動画を作ることが難しいです、何かいい方法はないでしょうか?」
確かにPR動画は手間もかかりますし制作が難しいですよね。
そこで今回は、他の動画より制作が容易で、訴求効果の高いインタビュー動画を撮影する際のポイントや、制作するメリットについて、 株式会社KNOCK動画マーケティング部がわかりやすく解説します。
この記事を読むことでインタビュー動画について理解し、PRに生かすことができます。
株式会社KNOCKでは、累計登録者数350万人越え、月間視聴回数1億回以上の実績を有しています。
チャンネルを始めたい・伸ばしたい、現在社内で運用しているが成果が出ずに困っている企業様はぜひお問い合わせください。
詳細については、こちらからご覧いただくことができます。
事例紹介
ここまでメリットや心がけるべきことについて説明してきました。
そこで、実際に弊社が撮影したインタビュー動画を見ていただきたいと思います。
シンプルなインタビュー動画
こちらは1台のカメラのみで撮影されたシンプルなインタビュー動画です。
マルチカムによるインタビュー動画
マルチカムとは、複数のカメラで動画を撮影することを指します。
多角的に撮影することで、完成度の高い映像が作成できます。
インタビュー動画+インサートカット
インサートカットとは、ある映像の最中に別の動画を組み込むことです。
作業の様子などを映した動画を組み込むことで、会社の業務内容などのPRにもつなげることができます。
インタビュー動画の作り方
インタビュー動画撮影のための機材を用意する
インタビュー動画を制作するにあたって、まず機材が必要です。
この際、質の低いものを使用してしまうと、低画質・低音質なインタビュー動画が出来上がってしまい、思うような効果を得ることができません。
視聴者側からすると、そうした動画の視聴を続けることは苦痛であるため、途中で視聴を止めてしまうというのが大きな理由です。
このようなことが起こらないように、機材選びからこだわるようにしましょう。
おすすめの機材については、この記事の後半で解説しています。
原稿を作成する
円滑にインタビューを進めるためにも、原稿を作成しておくようにしましょう。
視聴者が知りたがっている商品に関する情報や、実際にその商品を使用した人の感想、使用前と使用後でのイメージの変化などが主な原稿の内容です。
インタビュアー側とインタビュイー側で事前に打ち合わせを行い、どのような構成にするかをきちんと決めておくようにしましょう。
インタビュー動画を撮影する
機材を準備し、原稿を作成したら撮影を行います。
ひとくちにインタビュー動画といっても様々な撮影方法があります。
先ほど紹介した事例にもあったように、一台のカメラのみで撮影する場合や複数のカメラで撮影する場合、また、別の動画を組み込むインサートカットなどもあります。
どのような動画を作りたいのかといった事や、機材にどれだけの予算をかけることができるかなどを吟味したうえでどのような動画を撮影するのかを決定しましょう。
インタビュー動画を編集する
撮影が完了した後、インタビュー動画の編集を行います。
アイスブレイクの動画や、その他不要な部分を削除し、テロップやBGMなどを追加します。
インタビュー動画は娯楽用に視聴される動画ではないため、テロップもBGMも落ち着いたものの方が好ましいです。
また、BGMの音量が大きすぎてインタビュー動画自体の音声が聞こえないといった事にならないよう気を付けましょう。
インタビュー動画撮影のポイント
アイスブレイクの時間を設ける
いきなり本題についてのインタビューを始めてしまうと、インタビュイー(インタビューを受ける人)も緊張してぎこちなくなってしまう可能性があります。
話している様子がぎこちないと、視聴者は「本心から言っているのかな?」と疑問を覚えてしまいます。
「この近くにおいしい定食屋さんがあるんですけど知ってますか?」
「最近 ハマっていることはありますか?」
など他愛もない話題でいいので、インタビュイーの緊張をほぐせるようにしましょう。
また、このアイスブレイクの時からカメラは回しておくようにしましょう。
なぜなら、「今から撮影を開始します」と言うと、せっかく緊張がほぐれたインタビュイーがまた身構えてしまうかもしれないからです。
本心からの言葉を引き出すためにも、このアイスブレイクの時間を大切にしましょう。
ゴールから逆算した質問をする
例えばあなたがインタビュイーで、新作の化粧品の感想について話すとします。
その際に「この化粧品を使ってみてどう思いましたか?」と聞かれるのと、
「従来の化粧品と比べてどういった点がよかったですか?」と聞かれるのではどちらの方が答えやすいでしょうか?
圧倒的に後者だと思います。
一つ目の質問だと、「良かったです」「いい感じでした」などの漠然とした答えしか返ってこない恐れもあります。
しかし二つ目の質問ならば、「肌のツヤが全然違います」「肌荒れしなくなりました」などの具体的な化粧品の効果について答えやすいでしょう。
質問を行う際は、「動画の視聴者に何を伝えたいのか?」という訴求点を明確にし、そこから逆算した質問をすることが重要です。
原稿(アウトライン)は用意しておく
インタビュー動画で不自然な間があったり次の質問を忘れてしまったりしているという企業が扱う商品に信頼を寄せることはできるでしょうか?
「本当に大丈夫かな?」と少し不信感を抱いてしまうと思います。
そうしたことを防ぐためにも、あらかじめインタビューの大まかなアウトラインを示した原稿は用意しておくようにしましょう。
スムーズなインタビューを行うことで、商品の信頼度だけでなく企業のブランディングにも生かせるようにしましょう。
企業のブランディング動画についてはこれを読めばOK!ブランディング動画についてプロが解説をご覧ください。
インタビュー動画のメリット
1.簡単に制作できる
インタビュー動画は、何といっても制作にそこまで手間がかからずに大きな効果を生み出せることが強みです。
必要なものはインタビュアーとインタビュイー(インタビューを受ける人)、そして少しの機材だけです。
他の動画ほどコストや編集する際の手間もかからないため、制作しやすいといえます。
2.インタビュイーとの関係を構築できる
インタビュイーと次につながる関係を構築することができることもメリットの一つです。
インタビュイーがある企業の方だったとします。
その際、質の高いインタビュー動画を制作すれば、信頼を得ることができます。
お互いに信頼関係を構築することができれば、その時だけの関係ではなく、別の案件で再び仕事をすることになるかもしれません。
一つのインタビュー動画から様々な仕事に広げていくことが可能であるということも大きな魅力だといえるでしょう。
3.動画で扱ったものに信頼を付与できる
例えば、インタビュー動画を用いて何らかの商品を紹介しようと考えているとします。
その際インタビュイーとなるのは利用者や制作者でしょう。
インタビュー動画は、こうした利用者や制作者の生の声を届けることができます。
広告などで「この商品は○○がすごい!」といくら書かれていたとしても、「本当にそうなの?」と考える人も少なからずいると思います。
しかし、インタビューされた利用者が「この部分がよかった、こういった点で効果を実感できた」といえば購入をためらっている人の商品への理解を助けることにもなります。
また、制作者自ら「こうした点にこだわって作りました、これが強みです」ということでその商品のバックグラウンドを知ることもでき、信頼度を高めることができます。
インタビュー動画撮影に必要な機材
カメラ
まず動画を撮影するためにはカメラが必要です。
インタビュー動画を撮影する際に主に使用されるのが、一眼レフカメラかビデオカメラです。
一眼レフカメラで動画を撮影すると、普通のビデオカメラと違って背景をぼかすことができます。
これにより、特定の対象のみにピントを合わせることができ、インタビュイーにのみ目線を向けさせることができます。
しかし、一眼レフカメラを使用する際に気を付けなければならないことがあります。
それは「30分以上の撮影ができない」ということです。
30分以上の動画を撮影することのできるカメラは「ビデオカメラ」となってしまい、かかる関税が変わってくるためです(※2019年2月にEUの関税が撤廃されたため、30分以上の撮影ができる機器も出てきています)。
長時間のインタビュー動画を撮影する際は、ビデオカメラを使用する方がベターでしょう。
状況に合わせてカメラを使い分けるようにしましょう。
そこで、一眼レフカメラ・ビデオカメラでおすすめの製品を紹介します。
おすすめ機材の紹介(一眼レフカメラ)
・α7s Ⅱ
このカメラはログ撮影が可能なため、色味にこだわることができます。
また、そこまで値も張らないため何を買っていいかわからないという人にもおすすめです。
おすすめ機材の紹介(ビデオカメラ)
・FDR-AX45
このFDR-AX45は持ちやすい、かつ被写体に自動的にフォーカスするというオートフォーカス機能を有しています。
こちらもあまり値が張らないため、おすすめのビデオカメラです。
ピンマイク
一眼レフカメラによる動画撮影にはもう一つ「内蔵されているマイクの音質が悪い」という問題点が挙げられます。
動画を視聴する際にあまりにも音質が悪いと、視聴者に苦痛を与えてしまい、途中で視聴をやめてしまう恐れがあります。
そういったことが起きないように、外部マイクを使用するようにしましょう。
話している人の声を高音質で拾うことができるピンマイクがおすすめです。
おすすめ機材の紹介(ピンマイク)
・AT9901
このピンマイクも、低価格・高品質であるためインタビュー動画を撮影する際におすすめの機材です。
三脚
歩きながらのインタビューなどでない限りは、三脚を使用してカメラを固定するようにしましょう。
手による撮影でブレが生じた場合、動画がとても見づらいものとなってしまいます。
動画を快適に視聴してもらい、訴求効果を高めるためにも三脚を利用する方が良いでしょう。
おすすめ機材の紹介(三脚)
・Velbon EX-440N
こちらの三脚は、他の三脚と比べても格安かつ軽量なため、インタビュー動画撮影の際におすすめです。
インタビュー動画のまとめ
今回はインタビュー動画について解説しました。
- この記事のまとめ
- ・インタビュー動画には複数の種類がある
- ・機材の準備→原稿の作成→撮影→編集の工程で制作する
- ・「アイスブレイク」「ゴールから逆算した質問」「アウトライン」の3つのポイントが重要
- ・「制作がそこまで難しくない」「インタビュイートの関係構築」「信頼の付与」が主なメリット
この記事を参考に訴求効果の高い動画を作成し、PRに役立てましょう!
株式会社KNOCKは、以下の事業を手がけています。
- 企業×インフルエンサーのコラボプロデュース支援(インフルエンサーと企業によるプロモーション活動をワンストップでサポート)
- 企業様のYouTube活用支援(YouTube運用代行・コンサル)
企業様に寄り添い、成果を実感していただける運用を行わせていただきますので、 YouTubeマーケティングをご検討の方は、お気軽にご相談ください。
株式会社KNOCKでは、累計登録者数350万人越え、月間視聴回数1億回以上の実績を有しています。
チャンネルを始めたい・伸ばしたい、現在社内で運用しているが成果が出ずに困っている企業様はぜひお問い合わせください。
詳細については、こちらからご覧いただくことができます。