こんにちは、株式会社KNOCK動画マーケティング部です。
先日、弊社クライアントから以下の質問を頂きました。
「YouTubeでの採用活動をしてみたいのですが、知識が無くよく分からないです。詳細を教えていただけないでしょうか?」
確かにYouTubeでの採用活動をしている企業が増えていて気になってはいるけれど、知識が無いので良く分からないという方も多いのではないかと思います。
そこで今回は、YouTubeでの採用活動について、 株式会社KNOCK動画マーケティング部がわかりやすく解説します。
この記事を読むことでYouTubeにおける採用活動について理解でき、今後の採用活動に生かすことができます。
株式会社KNOCKでは、累計登録者数350万人越え、月間視聴回数1億回以上の実績を有しています。
チャンネルを始めたい・伸ばしたい、現在社内で運用しているが成果が出ずに困っている企業様はぜひお問い合わせください。
詳細については、こちらからご覧いただくことができます。
目次
YouTubeでの採用活動をすべき理由
若者のスマホ利用時間増加傾向
新型コロナウイルスの感染拡大により、就職活動はオンラインで行われることが増えました。
2019年頃の調査で、普段のスマートフォンの利用時間は「3時間以上4時間未満」が最も多い割合であったのに対し、2020年では「5時間以上」の割合が最多の割合となりました。
近年デジタル社会化が急速に進行し、若者はSNS利用を中心にスマートフォンの利用時間が増加傾向にありましたが、コロナ渦によりその傾向にますます拍車がかかっていることが伺えます。
また、就活時のスマートフォン利用時間では「1時間以上2時間未満」と「2時間以上3時間未満」が最多となりました。
特に「2時間以上3時間未満」が注目ポイントとなっていて、2019年の調査から8%の増加傾向が見られます。
加えて「3時間以上4時間未満」「4時間以上5時間未満」「5時間以上」の割合に関しても上昇しています。
以上から、若者のスマートフォン利用時間の増加と共に就活時のスマートフォン利用時間も増えていることが分かるかと思います。
つまり、就活生はインターネット上にある情報を駆使して企業を調べるため、企業は自社の魅力をより伝えやすくするという取り組みが必要になってきます。
それを踏まえると、YouTubeでの採用活動は非常に有効な手段であるといえます。
YouTubeで企業に関する動画を調べている
採用動画をどこで見たのかというアンケートでは、「企業説明会」「企業HP」に次いで「YouTube」が高い割合を占めています。
「YouTube」の割合は2019年の調査に比べて27%も上昇しています。
これはコロナ渦で説明会に思うように行けない就活生が企業のことをより詳しく調べるために、動画で情報を集めようとしているという背景があるようです。
また、企業説明動画や採用動画視聴後の志望度変化のアンケートでは、「上がった」が57%、「大きく上がった」が27%となり、合わせて8割以上の学生の志望度が上昇していることが分かります。
加えて採用動画はあった方がいいかというアンケートでは、「とても思う」が55%、「思う」が35%となり、9割の就活生が採用動画があったほうがいいと答えていることになります。
これらの結果を鑑みると、企業の採用動画は就活生の志望度に大きく関わってきており、これからの採用活動ではいかに動画媒体に注力するかということが肝要になってきます。
(参考:https://leverages.jp/news/2020/0727/2008/)
YouTubeで採用活動するメリット
時間をかけずに多くの情報を届けられる
就活生が就職活動をする際、何で情報を得るかという事を考えたときに自社サイト、採用サイト、パンフレット、求人広告、会社説明会などを通じて情報を集めると思いますが、この際に活用されるのは文字や口頭説明といった言語化された情報が中心です。
しかし、言葉だけのテキストや画像情報だけではその企業についてイメージしにくく、記憶に残りにくいものになってしまいます。
それに対し、動画は文字媒体よりも多くの情報を短時間で伝えられるという利点があります。
テキストや写真などの紙媒体1枚が伝える情報量が1,000文字分であるのに対して、動画1分間の情報量は180万文字分にもなると言われています。
動画は視覚と聴覚から視聴者にアプローチすることができ、文字だけでは伝わりにくい細かいニュアンスなどの非言語要素を分かりやすく伝えることができます。
どういった企業なのか、職場の雰囲気はどうなのかといった部分を、動画を活用すればより詳細に伝えることができるのです。
企業方針を伝えやすい
動画を利用することで企業の理念やコンセプトを伝えやすいということも一つのメリットです。
企業としては、自社の理念や社風に合った人材を多く集めることでより効率的な採用活動に繋がります。
そのためには動画を用いることが一番良い手段であると言えます。
企業理念や社風というものは非言語要素を多く含んでおり、文字や画像では簡単に伝えられるものではありません。
それらを可視化して伝えられるのが動画になります。
動画を見ることで、就活生は心理的に動画の内容に共感する可能性が高くなるので志望度もより高まるのです。
働くイメージをさせやすい
これまでの話と通じる部分もありますが、会社内の勤務中の景色を映した動画や社員のインタビューなど、動画で自社の内情を伝えることで、就活生はより職場で働く自分というものを想起しやすくなります。
また、そのような内容は就活生が内定後の自分を想像したときなどの不安解消などにも繋がるでしょう。
動画で様々な企画を用いて自社の魅力をアピールしていくことができれば、就活生はより楽に企業のことを知ることができるので、大きなメリットになります。
また、社内見学などを行う必要性もそれほどなくなるので、企業と就活生双方のコスト削減にも繋がります。
印象付けることで記憶に残りやすくなる
動画は文字に比べ、視覚と聴覚の側面から多くの情報を伝えられるという点でより効果的であるということは既に述べましたが、動画の見せ方次第ではより記憶に残るようになります。
日本には様々な企業があり、その中から自社を選んでもらうためには差別化を図ることが大切になってきます。
後に紹介しますが、企業は採用動画において様々な企画を用いて自社の個性であったり魅力を発信しています。
他企業を参考にしつつ、自社の特色を生かした企画作りをして多くの就活生を惹き付けましょう。
自社の認知拡大にもつながる
YouTubeというプラットフォームで採用活動をすると、自社の投稿した動画がより多くの人の目に触れる機会が増え、就活生以外にも興味を持ってもらえる可能性が増えます。
そうすることで拡散される可能性があったり、過去動画を見てもらうことも増えるでしょう。
つまり、YouTubeというプラットフォームを活用することで採用活動をしている期間はもちろん、その期間以外にも自社のブランディングを行うことができるのです。
これは企業にとっては大きなメリットです、なぜなら広告をわざわざ出稿しなくてもYouTubeという無料のプラットフォームを活用することで自社の宣伝を行うことができるからです。
コスト削減をしつつ認知拡大を行えることは非常に魅力的であるといえます。
採用動画の制作ポイント
動画の軸と目的を定める
採用動画では自社のどんな強みを見せたいか、何を一番に伝えたいのかなどの軸を考えることが大切です。
また、自社とのミスマッチを防ぐためなのか、自社の個性を魅せるためなのかなどの目的を決める必要もあります。
まずは土台を固めることで、それ以降の動画制作をスムーズに行えるかが決まるため、最初のこの段階を十分に考えましょう。
印象に残るような内容にする
動画を印象付けるためにはインパクトを残す必要があります。
斬新な企画を用いるのか、演出を派手にするのかなどを決めましょう。
しかし、忘れてはいけないのは採用活動に関わる動画なので、よりリアルなものを作る必要があるということです。
綺麗事だけ並べていても、それは入社後のミスマッチを助長してしまうのみです。
また、就活生にとって必要な要素を盛り込むことも大切になってくるので、多方面からの内容を盛り込むことも大切です。
ポジティブな内容だけでは自社を良く見せようとしている表面的なものだと捉えられる可能性もあるので、仕事に苦悩する場面を入れてより動画に奥行きを持たせてみることも有効であると言えます。
動画制作をどのように行うか決める
採用動画を制作するに当たって自社で制作するのか、動画制作会社に依頼するのかを決めましょう。
自社に動画を制作することのできる人物がいれば内製も考えられますが、採用動画は自社のブランディングに関わってくるものなのでクオリティにこだわることが非常に重要です。
そうなってくるとやはり専門である動画制作会社に依頼するのが最善の手であると思われます。
多くの企業は動画制作会社に依頼し、非常にクオリティの高い動画を制作しています。
動画制作会社に依頼する場合は最初に決めた動画の軸と目的をしっかりと伝え、擦り合わせをしましょう。
納得できるものを作るためには双方の認識の誤差があってはいけないので、話し合う機会を多く設けることを推奨します。
また、YouTube運用代行会社の費用や選び方についてはこちらで紹介していますので是非あわせてお読みください。
- あわせて読みたい
- ・YouTube運用代行会社の費用や選び方について徹底解説!
採用動画をSNSでも発信する
制作した採用動画はYouTubeだけでなくTwitterやFacebook、さらにはInstagram等も活用して拡散させましょう。
せっかく作成した採用動画も、就活生に届かなければ全く意味がありません。
就活生の元に届くようとりうる手段は積極的にとるようにしましょう。
YouTubeで採用活動している会社の事例
パーソルキャリア
パーソルキャリアのチャンネルでは仕事のイメージ映像やインタビュー動画をアップしています。
パーソルキャリアではどういった働き方を行っているのかということや、転職についても触れられており、新卒候補者と転職希望者両方に焦点を当てています。
採用動画の中ではスタンダードなスタイルではありますが、企業がどういうスタンスで仕事を行っているのかが分かるため、志望者の志望動機を後押しすることになるでしょう。
ソニーミュージック
ソニーミュージックのチャンネルでは社内見学動画と、バイキング小峠さんを用いた議事面接動画をアップしています。
ソニーミュージックという大企業の会社の中はそう簡単に見れるものではないので、動画を見ることで入社してみたいという気持ちが掻き立てられるでしょう。
また、小峠さんを起用した疑似面接動画はエンタメ性が高く、企業の遊び心が伺えます。
そういった姿勢も見せていくことで、志望者に対して企業の魅力はより伝わりやすくなります。
LOFT
ロフトも採用動画にインタビュー形式を用いていますが、普通のインタビューとは一味違った面を出しています。
社員だけでなく、様々な部門や担当の人、最後は代表取締役社長にインタビューしており多種多様な意見を聞くことができます。
会社全体で理念や働き方の意見を聞くことができるのは魅力的です。
最後に社長が出てくるところが肝であり、より会社の姿勢というものに説得力が増すので、それに影響される志望者の方も多いでしょう。
ベルク
こちらは就活生を主人公とした採用動画になっていて、就活の苦悩を描いたストーリーを描いています。
リアリティがあるため、自分と重ね合わせて動画を見る就活生も多いでしょう。
最後に「笑顔が活かせる」という企業の社風を盛り込むことでどのような人材が欲しいかということもメッセージとして伝わります。
YouTubeでの採用活動をしてみよう
いかがだったでしょうか、今回はYouTubeでの採用活動について解説しました。
この記事を参考に是非YouTubeでの採用活動を行ってみてください。
株式会社KNOCKは、以下の事業を手がけています。
- 企業×インフルエンサーのコラボプロデュース支援(インフルエンサーと企業によるプロモーション活動をワンストップでサポート)
- 企業様のYouTube活用支援(YouTube運用代行・コンサル)
企業様に寄り添い、成果を実感していただける運用を行わせていただきますので、 YouTubeマーケティングをご検討の方は、お気軽にご相談ください。
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