こんにちは、株式会社KNOCK動画マーケティング部です。

先日、弊社クライアントから以下の質問を頂きました。

「自社の商品は複雑で、取扱説明書等ではお客様の商品に関する理解促進を十分にサポートできません。何か打ち手はあるでしょうか?」

確かに商品によっては取扱説明書等のみでは十分な情報提供が難しいケースもあるのではないかと思います。

そこで今回は、動画を用いて商品やサービスについて消費者に説明するhowto動画について、 株式会社KNOCK動画マーケティング部がわかりやすく解説します。

この記事を読むことでhowto動画とは、そしてそのメリット、さらには制作時のポイントを理解することができます。

株式会社KNOCKでは、累計登録者数350万人越え、月間視聴回数1億回以上の実績を有しています。

チャンネルを始めたい・伸ばしたい、現在社内で運用しているが成果が出ずに困っている企業様はぜひお問い合わせください。

詳細については、こちらからご覧いただくことができます。

howto動画の概要

howto動画とは商品やサービスの使い方を詳細に、わかりやすく説明する動画のことを指します。

例えば、説明書によるテキストでの説明やコールセンターによる口頭での説明だけでは消費者が使用方法を完全に理解することが難しいような複雑な商品に適した動画です。

また、近年のスマートフォンの普及により、消費者がhowto動画を視聴する環境(例えばYouTubeやその他SNS等)が整備されたことで、howto動画の需要も高まっています。

howto動画は、主に企業のYouTubeチャンネルなどで公開されることが多いです。

YouTubeの企業チャンネルの運用方法については、企業必見!YouTubeの企業チャンネルの運用について完全解説!をご覧ください。

howto動画のメリット

多くの情報を短時間でわかりやすく伝えられる

動画媒体を用いることで多くの情報を短時間で、しかもわかりやすく伝えることができます。

テキストや写真などの紙媒体が1枚あたり1,000文字分の情報量を伝えるとすると、動画は1分間で180万文字分の情報量を伝えることができると言われています。

このように伝えられる情報量に大きな違いがあるため、動画を用いることで消費者に「多くの情報を」「短時間で」伝えることができます。

また、動画を用いることで紙媒体では伝わりづらい細かなニュアンスまで伝えやすいです。

このような差から、動画を用いることで商品、サービスについて消費者に「わかりやすく」伝えることができます。

見込み顧客の不安要素を解消し、購買意欲を高められる

howto動画を用いることで見込み顧客の「この商品の使い方って難しそう。自分にも使いこなせるかな。」という不安を解消することができます。

1つ目のメリットの「多くの情報をわかりやすく伝えられる」という特徴から、消費者に自社の商品やサービスについてより詳細に知ってもらうことができるからです。

消費者がまだ使用したことのない商品、サービスの購入を検討するとき、上記のような不安を抱くことがあるかと思います。

逆に考えれば、howto動画を用いてこの不安要素を取り除くことで購買意欲を高めることができます。

カスタマーサポートの負担を軽減できる

カスタマーサポートへの問い合わせ数が減少し、結果的にカスタマーサポートへの負担が軽減されます。

これは前述の通り、紙媒体と比較して動画媒体はわかりやすく情報を伝えることができるので、消費者の使用方法の理解が促進されるからです。

使用方法が複雑な商品や、使用時にある程度の専門性が求められる商品は、消費者が自ら使用方法を理解することが難しく、自然とコールセンターへの問い合わせが増加する傾向があります。

このような商品の取扱説明にhowto動画を導入するだけでも、全体として問い合わせ件数が減少することが予想されます。

howto動画制作時のポイント

howto動画を制作する際のポイントを5つご紹介します。

howto動画は消費者目線で制作する

howto動画を制作するときには、その商品、サービスを利用するにあたって消費者がどのような問題に直面するのかということを考えて制作しましょう。

これは、howto動画の目的が消費者の使用方法に対する理解を促進することであるからです。

また、この際に消費者のメリットを視覚化すると、消費者の購買意欲の向上にもつながります。

消費者が求めている情報に容易にたどり着けるような工夫をする

消費者がhowto動画を視聴した際に、求めている情報を容易に得られるような工夫をしましょう。

これには主に2つの方法があります。

1つ目は1つの商品に1つのhowto動画を制作するのではなく、悩みごとにいくつかのhowto動画を制作するという方法です。

同じ商品に関するhowto動画でも、1本の動画があまりにも長くなってしまうようなときには複数の動画に分けて1本あたりの尺を短くしましょう。

この方法のメリットとしては、1本1本の動画が長いと消費者が求めている情報にたどり着くまでに視聴をやめてしまい、結局悩みが解決されないということになってしまうことが挙げられます。

逆にデメリットとしては、過度な細分化によって、消費者が自分の悩みを解決してくれるhowto動画を見つけづらくなってしまうことが挙げられます。

2つ目は1つの商品に関して1本のhowto動画を制作し、概要欄で時間ごとの悩みの内容を記述するという方法です。

例えば掃除機に関する4分間のhowto動画を考えます。

最初の1分で起動方法、次の2分間で効果的な掃除方法、最後の1分で片付け、収納方法について説明していたとします。

この場合概要欄に

0:00~ 起動方法について

1:00~ 効果的なお掃除の方法について

3:00~ 使用後の片付け、収納方法について

のような記述を入れることで消費者が求めている情報を容易に見つけることができます。

この方法のメリットとしては、消費者がhowto動画にたどり着くことが容易であることです。1つの商品に対して1つのhowto動画が対応しているので、商品名を検索することで動画自体は容易に見つけることができます。

デメリットとしては、概要欄を見てもらえなかった場合に消費者が自分の求めている情報と異なる情報を数分間にわたって見続けなければならないということです。

これを避けるためには、howto動画の冒頭で「概要欄に動画内容と時間について記載してありますので、そちらを参照ください。」のような断りを入れておくと良いでしょう。

このように2つの方法で消費者が求めている情報に容易にたどり着けるよう工夫することが重要です。

howto動画はわかりやすいものにする

howto動画はグラフィックや演出にこだわることなく、わかりやすいものにしましょう。

また、動画だけでは理解が難しいようなシーンにはテロップや図を挿入しましょう。

howto動画を見つけやすくする

制作したhowto動画は自社の公式アカウントなどからSNSに投稿し、できるだけ多くの人に知ってもらえるようにしましょう。

せっかくhowto動画を制作しても、消費者のもとに届かなかったら意味がありません。

howto動画のテロップは大きめにする

消費者がスマートフォンで見ることを考慮して、テロップは見やすいフォントで大きめに入れましょう。

PCの大きな画面で視聴した際にはテロップが読めても、スマートフォンの小さな画面で視聴した場合にはテロップが読み取れない可能性があります。

そうなってしまうと、howto動画の強みである分かりやすさを損なってしまうので気をつけましょう。

howto動画の事例

こちらは弊社が制作した「プロディジュー オイル 使い方のご紹介~フェイス編~」という動画で、faceboookの公式アカウントに投稿されています。

使用量や手順はテキストや写真でも理解できる点もありますが、馴染ませ方等動画でなければ理解しづらい点もあります。

また、実際に使っているところを見なければ伝わりづらいポイント(サラサラ感)も動画にすることで訴求できています。

こちらは「【 コメリ Selectなび動画 】フローリングスプレーモップ JS-16S」という動画で、YouTubeの企業公式アカウントに投稿されています。

この35秒のhowto動画を視聴するだけで、製品の使用方法を一通り理解し、すぐに使用することができます。

このように、howto動画を用いることにより使い方を短時間で、詳細にわかりやすく説明することができます。

howto動画の活用場面

商品紹介

howto動画が効果を発揮する場面としては、商品の使用方法などを説明するときなどが挙げられます。

言葉や文章で説明するのは難しくても、動画にすることで実際にどう扱えばよいか、消費者も具体的に理解することができます。

サービス紹介

商品と同じように、サービスの使用方法を説明する際にもhowto動画は有効です。

企業の担当者などが実際にそのサービスの一連の流れを体験する動画を制作することで、これからそのサービスを利用しようと考えている消費者の不安や疑問点を解消することができます。

howto動画のまとめ

今回はhowto動画のメリット、そして制作時の注意点について解説しました。

この記事を参考にして、実際にhowto動画を取り入れてみてください。

この記事のまとめ
・howto動画のメリットは「効率的な情報提供」「購買意欲の喚起」「社内負担の軽減
・ポイントは消費者目線での動画制作
・主な活用例は「商品紹介」「サービス紹介」

 

株式会社KNOCKは、以下の事業を手がけています。

  • 企業×インフルエンサーのコラボプロデュース支援(インフルエンサーと企業によるプロモーション活動をワンストップでサポート)
  • 企業様のYouTube活用支援(YouTube運用代行・コンサル)

企業様に寄り添い、成果を実感していただける運用を行わせていただきますので、 YouTubeマーケティングをご検討の方は、お気軽にご相談ください。


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