先日、弊社が運用を行う侍イーティングの最新動画である「【大食い】総重量40キロ超え!!日本最強フードファイター6人のガチバトル!!【喰王】【MAX鈴木】【ラスカル新井】【カワザイル】【しのけん大食い】【えびまよ】【ぞうさんパクパク】」が急上昇ランキング5位にランクインしました!(動画はこちら)
そこで、今回は動画マーケティング部の宮地が侍イーティングの制作陣にチャンネル運用や動画制作の裏話に関するインタビューを行いました。
普段動画を見ているだけでは知ることのできないキャストの裏側や、YouTube運用の戦略について書いているため、是非ご覧ください。
前々回のvol1ではプロデューサーの小川へのインタビューを、前回のvol2では編集・投稿などに携わったクリエイターの大澤へのインタビューを行いました。
最後に、ディレクターの林へのインタビューもまとめました。
宮地:撮影現場のディレクターをされていたということで、撮影時の出演者の方の様子をお伺いしたいです。
林:基本的にみなさん和やかで、大食いそのものを楽しもうとしていることがよく伝わります。ただ、真剣勝負なのでやはり試合直前は勝負モードという感じですね。いい意味でオンオフが激しいと思います。
宮地:撮影時に意識していることなどはありますか?
林:たくさんあるのですが、主には対戦カードの組み方、食材のオペレーションなどですね。
宮地:なるほど、まずは前者に関してお聞かせください。
林:対戦カードの組み方は文字通り、誰と誰をぶつけるかを決めることです。今回は3vs3のチーム戦という形式でしたので、バランスの取れたチーム構成になるよう意識しました。例えば、今回の出演者の方の中で MAX鈴木さんは8杯を超えてくるだろうと予想していたことや、ラスカルさんは今はフードファイターとしての活動はされていないことなどを織り込んだチーム構成にしました。結果、かなり僅差の白熱した戦いになったので良かったかなと思います。
宮地:確かに今回の戦いは最後まで勝敗の予測がつきづらい接戦でしたね。では、後者に関して伺っても良いでしょうか。
林:はい、食材のオペとは主に食材の温度の管理と量の管理があります。温度の管理に関して、例えば今回の食材のカレーは暑すぎるとスピード感が損なわれてしまうし、反対に冷めるとお米が固まって食べづらくなってしまいます。そのため、今回は全てのカレーの温度を計測しつつ提供するというような方式を取らせていただきました。これは撮影場所を提供いただいた飲食店の「唐揚げ・定食のお店 FRYER FLYER」さんのご協力もいただきながら、なんとかうまく管理することができました。
宮地:量の管理とはどういったオペレーションなのでしょうか。
林:ご飯、カレー、唐揚げのバランスを決めることです。今回は全体で1キロのカレーを1単位にフードファイトをしましたが、内訳としてはおおよそ米:カレー:唐揚げ=350g:500g:150gという感じでした。実は企画の段階ではこの比率ではなかったのですが、前日の試食の段階で今回のレギュレーションに沿うような比率に変更しました。
宮地:なるほど、動画を視聴していてもそのような部分にまで目が行くことはあまりないかもしれませんが、細かい部分も重要になってくるんですね。
前日の試食の段階で:そうですね。一般的に言えることとしてはカレーは食べやすいけれど温度管理が難しい食材ということ、そして麺は伸びてしまう部分がネックになること、などですかね。この辺りは撮影をする中で、より良いオペレーションができるよう改善していければと思っています。
宮地:先ほど今回ご協力いただいた飲食店の話が出たと思うのですが、そのアポなどはどのようにとっていらっしゃるのですか?
林:今回ご協力いただいたお店はこちらから働きかけて撮影許可をいただきました。ただ、今回の動画を経て、ぜひうちでも侍イーティングの撮影をして欲しいというような飲食店から3件ほど依頼をいただいているので、今後は持ちつ持たれつ飲食店と連携していければと考えています。また将来的には、スポンサーになっていただければ良いかな、ということも想定しています。
宮地:最後に、今回の企画の出演者はかなり豪華だったと思うのですが、どのようにキャスティングしているのかを伺っても良いでしょうか。
林:今回は6人のフードファイターの方に出演いただきました。基本的に侍イーティングのキャスティングはMAX鈴木の関係性と、プロデューサーの小川で行っています。というのも、MAX鈴木は弊社のアンバサダーをやっているんですよ。それぞれのフードファイターさんに大食い大会への思いがある中で、そのきっかけになればということでこのような大会に参加してもらっています。
宮地:本日はお話いただきありがとうございました。