こんにちは、株式会社KNOCK動画マーケティング部です。
今回は、YouTubeのインストリーム広告について、 動画マーケティング部が紹介します。
YouTubeにおける広告運用を検討しているという方は是非ご覧ください!
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詳細については、こちらからご覧いただくことができます。
目次
YouTubeのインストリーム広告とは
YouTubeのインストリーム広告とは、YouTubeの提供する動画広告フォーマットのうちの1つで、動画の再生前、再生中、そして再生後に流れるものを指します。
また、スキップができるものとできないものの2種類に分類されるので、結論としては以下の6種類に分類することができます。
こちらに関して、後ほど詳しく解説します。
YouTubeのインストリーム広告の配信タイミング
続いて、インストリーム広告が配信されるタイミングを3つ紹介します。
それぞれ少しずつ特徴が異なるので、この点を理解しておきましょう。
プレロール
1つ目のプレロール広告は動画が再生される前に流れる広告です。
動画本編が始まる前に流されるので、視聴率が高まるという特徴があります。
また、インストリーム広告のうちこの配信タイミングが最も主流で、動画広告の約8割ほどがこのタイミングで配信されていると言われています。
ミッドロール広告
2つ目のミッドロール広告は動画の再生中に流される広告です。
YouTubeで動画を視聴中に本編から画面が切り替わり広告が流れ始めた、という経験をされた方も多いかと思います。
そしておそらく、動画本編の続きを視聴するために動画広告を仕方なく視聴してのではないでしょうか。
つまり、動画本編を視聴するためには広告を視聴せざるを得ないので、先程のプレロール広告と同様にユーザーの離脱率が低いという特徴があります。
ポストロール広告
3つ目のポストロール広告は動画の再生後に流れる広告です。
こちらは上2つと異なり、動画本編を視聴し終わった後に流れる広告なので、基本的に視聴者の離脱率は高くなってしまいます。
YouTubeのインストリーム広告の種類
次に、スキップ可能かどうかという点に関してインストリーム広告の種類を2つ紹介します。
こちらは明確に際があるので、この点を理解して動画広告の運用を行いましょう。
また、これらの2つの種類のインストリーム広告はそれぞれ先述の3つのどのタイミングでも流すことが可能です。
スキップ可能なインストリーム広告(スキッパブル広告)
1つ目はスキップ可能なインストリーム広告(スキッパブル広告)です。
広告の尺は最長6分までとなっていますが、YouTubeの推奨は15秒~180秒程度となっています。
こちらの広告は以下のように視聴者が広告の最初の5秒間を視聴すると右下にスキップボタンが表示されるという仕様になっています。
こちらの広告は最初の5秒がとにかく肝心で、ここで視聴者の興味関心を惹くことができなければすぐにスキップされてしまいます。
その反面、視聴者に不快感を与えることは後述するノンスキッパブル広告と比較すると少ないと言えます。
以上の特徴を踏まえて、スキップされるかどうかで視聴者を商品サービスへの関心度を基準にスクリーニングすることができるので、認知拡大というよりは見込み顧客へのアプローチ、特に商品サービスの購入促進に適した広告ということができます。
ただ、ブランド認知拡大を目的に使用される場合も散見されるので、活用方法は幅広いという認識で問題ありません。
課金形態に関してもノンスキッパブル広告と際があるのですが、そちらに関しては後ほど解説します。
スキップ不可能なインストリーム広告(ノンスキッパブル広告)
2つ目はスキップ不可能なインストリーム広告(ノンスキッパブル広告)です。
広告の尺は15秒で統一されており、スキッパブル広告と比較すると伝えることのできる情報量は限られてしまいます。
こちらの広告は視聴者が広告をスキップすることはできず、最後まで視聴しなければ動画本編を視聴することができない仕様になっています。
こちらの広告は一度流されれば視聴完了するまで動画本編を見ることができないため、基本的には視聴者に最後まで見てもらうことが可能です。
その反面、視聴者の興味のない内容であったり、不快に感じるような内容だった場合にはブランドや商品の価値が損なわれてしまう可能性があります。
以上の特徴を踏まえると、購買促進というよりは主に認知拡大を目的に活用される広告だということができます。
YouTubeのインストリーム広告の課金形態
インストリーム広告にはスキッパブルとノンスキッパブルの2つがあることがわかったので、それぞれの課金形態について解説します。
スキッパブル広告の課金形態
スキッパブル広告は視聴者が30秒以上広告を視聴しない限り(尺が30秒未満の場合は視聴完了しない限り)料金が発生しません。
つまり、5秒経過してすぐにスキップされた場合などは料金が発生しないようなっています。
また、上記の条件を満たさなくても視聴者が途中で動画広告のリンクなどをクリックした場合にも料金が発生するようになっています。
ノンスキッパブル広告の課金形態
ノンスキッパブル広告は上記と異なり、1000回の再生ごとに料金が発生します。
ちなみに、この料金をCPM(Cost Per Mille)と呼びます。
その単価はジャンルや広告が流されるチャンネルによって異なるので一概に定めることはできません。
YouTubeのインストリーム広告のメリット・デメリット
以上を踏まえて、YouTubeのインストリーム広告のメリットとデメリットを解説します。
インストリーム広告のメリット
インストリーム広告のメリットは主に以下の3点です。
YouTubeの視聴者層の幅広さ
YouTubeの利用者数は6500万人にもなります。
また、年齢層や性別に関しても若干の偏りはあるものの幅広い層がYouTubeを利用しています。
これほど多くの、そして幅広い見込み顧客に自社商品、サービスを訴求することができるのは非常に大きなメリットであると言えます。
詳細なターゲティングが可能
加えて、莫大な視聴者数に対して詳細なターゲティングが可能です。
視聴者の興味関心や性別、年齢層、さらには家族構成などを軸にターゲティングを行うことができます。
これは下記のコストパフォーマンスにも通じますが、大きなメリットの1つです。
コストパフォーマンスが高い
ターゲティングに加え、スキッパブル広告では先述の条件を満たさなければ料金が発生しませんし、ノンスキッパブル広告でも最後まで動画広告を視聴してもらうことができるので無駄なく視聴者に訴求することができると言えます。
ただ、後者のノンスキッパブル広告に関しては視聴者に不快に思われてしまう可能性がある点には注意が必要です。
インストリーム広告のデメリット
インストリーム広告のデメリットは主には以下の2点です。
クリエイティブが非常に重要
スキッパブル広告は最初の5秒で視聴者の興味関心を惹くことができなければスキップされてしまいますし、ノンスキッパブル広告も質や内容に問題があればブランドイメージを棄損してしまう恐れがあります。
その点でクリエイティブがものを言うのですが、それともないクリエイティブの難易度が高いことや時間、人手などのリソースが嵩んでしまう点もやや難点です。
逆効果になってしまう可能性も
また、基本的に視聴者はYouTubeを視聴中に挿入される広告にマイナスのイメージを抱いていることが多いので、視聴者に不快に思われてしまう可能性もあります。
ケースバイケースですが、例えば釣り広告や騒がしい広告、もしくは視聴者を煽るような広告はあまり好ましくないと言えるでしょう。
YouTubeのインストリーム広告の出稿方法
続いて、YouTube広告の出稿方法を解説します。
YouTubeのインストリーム広告に限らず、YouTube広告は以下の要領で出稿することが可能です。
- YouTubeのインストリーム広告は以下の要領で出稿することができます。
- 広告用の動画を作成し、アップロードする
- Google広告にログインし、「新しいキャンペーンを作成」をクリックする
- 詳細情報を入力する
- 広告グループを作成する
- 動画のURLを貼り付ける
詳細は以下の記事をご確認ください。
YouTubeのインストリーム広告を出稿する際のポイント
最後に、YouTubeのインストリーム広告を活用する際のポイントを解説します。
ターゲットを意識した広告を制作する
まず何よりも、ターゲットを意識した広告を制作しましょう。
というのも、視聴者のニーズを的確に捉えた広告でなければ視聴者にすぐにスキップされてしまう上、あまりに的外れな内容だと視聴者に不快に思われてしまうためです。
広告を最後まで視聴してもらう、もしくはURLなどをクリックしてもらうためには視聴者に「自分ごと化」してもらう必要があり、このためにも視聴者の興味関心を惹くことが至上命題となります。
重要なメッセージを頭に入れる
もう1つは、最も伝えたい重要なメッセージを冒頭に挿入することです。
その商品のコンセプトや特徴、利点などを冒頭で提示することで視聴者に広告の趣旨を理解してもらうと同時に興味を抱いてもらえます。
この観点が抜けていると視聴者に相手にしてもらえないので、上記の点と合わせて必ず確認するようにしましょう。
YouTubeのインストリーム広告についてのまとめ
- まとめ
- ・最初の5秒を意識する
- ・クリエイティブ作成の難易度は高い
- ・目的は明確にする
株式会社KNOCKでは、企業×インフルエンサーのコラボプロデュース支援(インフルエンサーと企業によるプロモーション活動をワンストップでサポート)、企業様のYouTube活用支援(YouTubeの基礎から学べる動画講座、YouTube運用代行・コンサル)を行なっております。
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