こんにちは、株式会社KNOCK動画マーケティング部です。
先日、弊社クライアントから以下の質問を頂きました。
「YouTubeを活用している企業は大企業が多いイメージなのですが、中小企業もYouTubeを活用することはできるのでしょうか?」
確かに中小企業でYouTubeを活用することができるかよくわからないという方も多いのではないかと思います。
そこで今回は、中小企業のYouTube活用事例や運用方法について、 株式会社KNOCK動画マーケティング部がわかりやすく解説します。
この記事を読むことで中小企業のYouTube運用のイロハを理解することができます。
株式会社KNOCKでは、累計登録者数350万人越え、月間視聴回数1億回以上の実績を有しています。
チャンネルを始めたい・伸ばしたい、現在社内で運用しているが成果が出ずに困っている企業様はぜひお問い合わせください。
詳細については、こちらからご覧いただくことができます。
目次
中小企業がYouTubeを活用すべき理由
まずは成功事例や運用方法を紹介する前に、なぜ中小企業がYouTubeを活用すべきなのかを解説します。
主に中小企業がYoutubeを活用することで得られるメリットは4つあります。
幅広いアプローチ
1つ目はYouTubeを活用することにより得られる幅広いアプローチです。
YouTubeは現在圧倒的なユーザー数を抱えており、実際にそのユーザー数を裏付けるデータとして
- 全世界で毎日数十億回、時間にすると10億時間以上再生されている
- 全世界でユーザー数は20億人以上(インターネット人口の3分の1)
- 日本では6,200万人がYouTubeを利用
- 18~64歳のネット人口の82%がYouTubeを利用
(以上は全て2018年YouTube調べ)
等が挙げられます。
これだけ多くのユーザーを抱えているプラットフォームでマーケティングを行うことにより多くのユーザーへのタッチポイントが創出されます。
また、幅広い世代へのリーチと同時に詳細なターゲティングも可能です。
コンテンツやタイアップするYouTuber、広告を出稿する際のターゲティングを調整することによって見込み顧客に効率的にリーチすることが可能です。
マーケティング効果
2つ目はYouTubeのマーケティング効果です。
マーケティング効果を裏付けるデータとして
- 「YouTube利用者のうち50%がYouTubeを視聴し購買を決定した経験がある」(2019年Google調べ)
- 「YouTuberのタイアップ動画の視聴者と非視聴者を比較した場合、商材に対する認知度の向上に加え、興味関心・好感度・購買意欲も約30%上昇する」(2015年UUUM調べ)
- 「10代の6割が商品購入を検討する際にYouTuberの動画を参考にする」「10代の4割以上がYouTuberが紹介していた商品を購入したことがある」(2018年サイバー・バズ調べ)
等があります。
このマーケティング効果を高めている要因として、YouTubeの「動画を用いて情報提供をする」という特徴が考えられます。
YouTube以外のSNS(例えばTwitter、Facebook、Instagram、LINE)でも動画による情報発信を行うことが可能ですが、YouTubeのように数十分という長いコンテンツは受け入れられなかったり、投稿できなかったりします。
また、YouTubeにおいてのみユーザーの多くが音声ありで動画を視聴するという特徴もあります。
このように情報発信に動画媒体を用いることで多くの情報を短時間で、しかもわかりやすく伝えることができます。
というのも、テキストや写真などの紙媒体が1枚あたり1,000文字分の情報量を伝えるとすると、動画は1分間で180万文字分の情報量を伝えることができると言われているからです。
このように伝えられる情報量に大きな違いがあるため、動画を用いることで消費者に「多くの情報を」「短時間で」伝えることができます。
また、動画を用いることで紙媒体では伝わりづらい細かなニュアンスまで伝えやすいです。このような差から、動画を用いることで商品、サービスについて消費者に「わかりやすく」伝えることができます。
これらの内容に関しては以下の記事でも詳細に解説していますので、関心のある方は是非ご覧ください。
- あわせて読みたい
- ・YouTubeのプロが語る!YouTubeの媒体価値とは?
共有による拡散
3つ目は他のSNSでの共有を用いた拡散です。
YouTubeではこのような「共有ボタン」があり、他のSNSでの拡散が容易です。
これにより、質の高いコンテンツであればユーザー間での共有により、より多くのユーザーへのリーチが可能になります。
ちなみに、ここでいう質の高いコンテンツとはユーザーが面白い、あるいは役に立つと感じるコンテンツを指します。
このことについては、「3Hコンテンツストラテジー」の記事で解説します。
- 合わせて読みたい
- ・動画マーケティングに必須!?Googleが提唱する3H 戦略を解説
SEOへの間接的効果
4つ目はSEOの間接的な効果です。
Googleの上位表示されるコンテンツにはwebサイトだけでなく動画も含まれます。
そのため、見込み顧客が動画経由でwebサイトに流入するという流れが考えられます。
また、YouTubeにアップされている動画をwebサイトに埋め込むことは容易であるため、動画埋め込みによりwebサイトの平均滞在時間が伸び、直帰率が低下する等のSEOへの効果も期待できます。
中小企業のYouTube成功事例10選
では、中小企業でYouTubeの活用に成功している事例を10例紹介します。
LʼOPERAIO
これらは輸入中古車販売及びメンテナンス店のロペライオが運営するYouTubeチャンネルです。
このチャンネルの優れている点は2点あります。
まず1点目はジャンルごとに特化した2つのチャンネルでYouTube運用を行っており、それぞれに明確なCTAが設置されていることです。
※CTAとはCall To Actionの略で、Webサイトで訪問者をとってもらいたい行動に誘導することを意味します。日本語では行動喚起と訳されます。
ロペライオが運営するYouTubeチャンネルにはL’OPERAIO SHOPPING CHANNELとL’OPERAIOぶっちゃけファクトリーの2つのチャンネルが存在し、前者が在庫ラインナップをお届けするチャンネル、後者が専属マイスターメカニックが輸入車の整備のあれこれをぶっちゃけるというチャンネルになっています。
コンテンツの通り、前者のCTAは輸入中古車販売店へ、後者のCTAは認証整備工場へとそれぞれ分かれています。
L’OPERAIO SHOPPING CHANNELのCTA
L’OPERAIOぶっちゃけファクトリーのCTA
2点目は、本当に車付きのプロが「忖度なし」に車の情報を発信している点です。
実際、L’OPERAIO SHOPPING CHANNELのチャンネル概要欄ではチャンネルコンセプトとして
- 新着のフレッシュな在庫をいち早く動画化するスピード掲載
- ロペライオのコンシェルジュが豊富な知識とユーザー目線で情報を提供
- 成約済み車両は閲覧することができない公式HPと異なり成約済み車両等の過去掲載分もアーカイブとして閲覧可能
の3点が強調されています。
これら2つのチャンネルにより、ブランディングによる見込み顧客のファン化・集客はもちろん、将来高級車を手にしたいと考えている若年層への種まきとしても機能しています。
以下はそれぞれのチャンネルの人気動画です。ぜひご覧ください。
北欧、暮らしの道具店
こちらは北欧に特化した雑貨のオンラインショップが運営するYouTubeチャンネルです。
配信しているコンテンツは料理の動画やモーニングルーティン等の生活に関するものから、シリーズ化されているドラマ等多岐に渡ります。その中でも特に人気を博しているコンテンツは西田尚美さん主演のオリジナル短編ドラマです。
このチャンネルの優れている点はそのチャンネル戦略です。
ターゲットの段階で合わせた3Hコンテンツストラテジーを構築し、見込み顧客の世界観を映像で表現しています。
このチャンネルはチャンネル登録者数を40万人を超えている(2021年2月15日現在)ことから見込み顧客へのリーチの確保、さらにはECサイトとの連携によるECサイトへの流入、購買が多いのではないかと考えられます。
以下はこちらのチャンネルの人気動画です。ぜひご覧ください。
楽待チャンネル
こちらは不動産投資の情報総合サイトが運営するYouTubeチャンネルです。
このチャンネルの優れている点は不動産、投資、ビジネス関連で活躍する方々を起用した濃いコンテンツを提供している点です。
具体的には、物件の内覧ノウハウから融資の模擬面接、指値交渉の再現まで多岐に渡ります。
「知らないともったいない」という生の情報コンテンツは、見込み顧客の興味、関心事項であり、特に不動産における失敗談などネガティブなコンテンツに反響が多いです。
このチャンネルを運用することにより、認知拡大、ひいてはサイト利用者の増加につながっていることが推測されます。
以下はこちらのチャンネルの人気動画です。ぜひご覧ください。
葬儀葬式ch有限会社佐藤葬祭
こちらは厚生労働省の葬祭ディレクター技能試験で1級葬祭ディレクターにも認定されている葬儀社の運営するYoutubeチャンネルです。
配信しているコンテンツとしては葬式のマナーとその理由やQ&Aコーナーが挙げられます。
このチャンネルの優れている点は、葬儀という暗いイメージのものを明るく楽しく、しかもわかりやすく紹介している点です。
このチャンネルもチャンネル登録者数が9万人を超えており(2021年2月16日現在)、一定のリーチを確保していることに加え、認知度に裏付けられた信頼性にもつながっていると分析します。
以下はこちらのチャンネルの人気動画です。ぜひご覧ください。
荒木農機 arakinouki
こちらは農機具の販売店の運営するYouTubeチャンネルです。
配信しているコンテンツとしては農機具の商品紹介や修理、メンテナンス動画、さらには趣味の動画等プライベートなコンテンツも配信しています。
このチャンネルの優れている点は実際に作業している様子をそのまま動画にしており、顧客(農家)の目線でのコンテンツを配信されているいる点です。
これにより見込み顧客である農家の信頼を獲得できていると同時に、丁寧な顧客対応等のブランディングの構築も実現されています。
これらの成果として、ヤンマーやクボタ等の農機の大手メーカーより多くのチャンネル登録者を獲得することができています。(2021年2月16日現在で6.08万人)
CTAとしてヤフーオークションやHPのURlが埋め込まれているため、YouTube経由の集客、送客も実現できていると推測されます。
以下はこちらのチャンネルの人気動画です。ぜひご覧ください。
姫路の工務店クオホーム
こちらは工務店の運営するチャンネルになります。
主に家を長持ちさせる方法や賢い家づくりができる方法を配信しています。
また、視聴者からの質問をベースに建築のプロの目線から住宅業界の裏側や実態も紹介しています。
このチャンネルの優れている点は、視聴者からの質問に対応する形をとることにより、一方的になってしまいがちな情報提供に双方向性を持たせている点です。
この点は後ほど解説する中小企業がYouTubeを運用する際の注意点にも挙げているので、是非参考にしてください。
以下はこちらのチャンネルの人気動画です。ぜひご覧ください。
塗り替え道場
こちらは外壁塗装を専門とする塗装会社が運営しているチャンネルです。
配信しているコンテンツとしてはが外壁塗装や防水に関することはもちろん、職人や営業スタッフの紹介等も挙げられます。
このチャンネルの優れている点はあらゆるテーマを包み隠さず配信している点と、一般の人に慣れ親しみがないような内容も面白おかしく配信している点です。
これにより、コアなコンテンツも受け入れられやすくなり、実際チャンネル登録者数12.8万人(2021年2月16日現在)にも現れているよう、多くの視聴者を魅了することに成功しています。
このチャンネルを運用することによって認知拡大はもちろん、頻度と1本あたりの再生回数が多いことからYouTubeチャンネルのみでの収益の確保も実現できているのではないかと考えられます。
以下はこちらのチャンネルの人気動画です。ぜひご覧ください。
ハードオフ筑後店・ハードオフ久留米国分店
こちらは中古品販売店が運営するYouTubeチャンネルです。
配信しているコンテンツとしては中古品を用いた演奏動画が主で、中には377万回再生されているものもあります。
このチャンネルの優れている点は動画の企画にみて取れます。
動画で扱われている楽器はジャンク品である上、登場している方は店舗の店員の方です。
自社の持てるリソースを活用して多くの人を引きつける動画を制作することができる企画力は非常に参考になります。
また、動画の冒頭に求人のメッセージを挿入しており、明確なCTAが的確なタイミングで挿入されている点も非常に優れていると言えます。
このチャンネルを運用することによって認知拡大を実現し、ひいては求人広告に匹敵する、もしくはそれ以上の求人効果を発揮していると考えられます。
以下はこちらのチャンネルの人気動画です。ぜひご覧ください。
工具屋てっちゃん
こちらは工具屋の運営するチャンネルです。
このチャンネルでは主に工具の紹介や、工具を使用する際のノウハウを提供しています。
このチャンネルの優れている点は、工具を実際に使っている顧客のニーズに的確に答える形でコンテンツが配信されている点です。
コメント欄では以下のように視聴者と運営者間で活発なやりとりが行われており、視聴者満足度を高めファン化を実現することができていると言えます。
これにより実際に見込み顧客の信頼の獲得にもつながり、最終的に「この人から工具を購入したい!」というような需要の喚起につなが流と考えられます。
以下はこちらのチャンネルの人気動画です。ぜひご覧ください。
塚原農園
こちらは露地栽培と水稲栽培をしている農家の運営するチャンネルです。
このチャンネルは日々の農作業の様子や秋の野菜のレシピ、また農作業にかかわるノウハウを提供しています。
このチャンネルの優れている点は上の工具屋てっちゃんと同様、コメントへの返信やプレゼント企画等で視聴者と双方向的なコミュニケーションを実現している点です。
また、ほぼ毎日更新される頻度と、その丁寧でわかりやすい解説には実際に農業に関わっている方からの称賛を集めています。
ここまで紹介したチャンネル全てに当てはまることですが、やはり視聴者に価値のある情報を双方向的に配信することがYouTubeの企業アカウントの大きな成功要因であることがわかります。
以下はこちらのチャンネルの人気動画です。ぜひご覧ください。
中小企業のYouTube運用方法
ここまで中小企業のYouTubeアカウントの成功事例を解説してきました。
しかし、「実際、どのような手順で運用していけばいいのかわからない。」という方も多いでしょう。
そこで、企業のYouTubeアカウントを開設しようと思い立ってから、実際に運用をしていくまでの流れを解説します。
YouTubeの企業アカウントの目的・目標の設定
まずはYouTubeを運用することの目的とその目標の設定が必要です。
主な目的としては集客への貢献であったり、認知度の向上・ブランディング、もしくは顧客とのタッチポイントの創出も考えられます。
目的を明確にすることにより、YouTube運用における意思決定の判断基準が明確になる上に、コンテンツやチャンネルの方向性がぶれてしまうことを防止します。
また、目的に基づきKPIを設定しましょう。
例えば上の例で言うと、集客の貢献であればYouTubeからECサイトへの遷移数、認知度の向上であればチャンネル登録者数等が考えられます。
この部分はその後のYouTube運用の軸になる部分であるため、YouTube運用会社等のプロのコンサルティングを受けることも有効です。
YouTubeチャンネルの開設
では、続いて実際に運用していくことになるYouTubeアカウントの開設を行います。
Step1 新しいGoogleアカウントの取得
Step2 YouTubeにサインイン
Step3 右上のアイコンをクリック
Step4 「設定」をクリック
Step5 「チャンネルを作成」をクリックし、情報を入力してチャンネルを作成
Step6 再度右上のアイコンをクリック
Step7 「新しいチャンネルを作成」をクリック
Step8 ブランドアカウントの作成
流れとしては以上のようになりますが、テキストベースの説明ではよくわからないという方は以下の記事で画像付きでわかりやすく解説しているためそちらをご覧ください。
- あわせて読みたい
- ・【企業様向け】YouTubeのアカウント開設方法と初期設定を解説
動画の作成からアップロード
YouTubeアカウントの開設が完了したら、続いて動画を制作し配信していきます。
この過程は主に
- 企画
- 撮影
- 編集
- アップロード(最適化)
- 効果測定
の5つのステップに分けられるので、それぞれ解説します。
企画
まず、動画を制作するにあたって企画をします。
コンテンツの種類にもよりますが、企業が配信するコンテンツの最も典型的なパターンは社員の方によるその企業のビジネスに関わるノウハウの発信や商品、サービスのプロモーションが挙げられます。
また企画と同時に台本を制作することで、動画の内容に無駄がなく、視聴者に本当に届けたい情報のみを効率的に伝えることができます。
ただ注意していただきたい点は、一口に台本と言っても一字一句話す内容を決めてあるものであったり、もしくは大まかな流れが決めてあるものであったり(これを企画書と呼ぶこともあります)と程度は様々であることです。
もちろんこれらにはそれぞれ一長一短がありますが、あまりにも精密に台本を組んでしまうと棒読みになってしまいがちで、YouTube特有のリアルさが損なわれてしまうことがあります。
そのため、弊社では大まかな流れを記載した企画書のようなものを用いることが多いです。
撮影
続いて、企画に基づき撮影を行います。
必ず準備するものとしてはカメラや三脚、撮影ライトが挙げられます。
なお、これらに加えてマイクがあるとより質の高い動画を撮影することが可能になります。
機材に関してはこちらの記事でもより詳細に解説していますのでぜひご覧ください。
編集
次に、撮影した素材を編集します。
ここでは編集ソフトを用いて映像と音声の編集を行います。
まず、撮影データのバックアップを行います。
これは、編集中にトラブルが起きてしまっても、データが消えてしまうという最悪の事態を避けるためです。
続いて、編集ソフトを活用して以下の作業を順番に行い、音と映像を合わせたり、映像同士をつなぎ合わせたりしていきます。
①カット作業、尺の決定
②テロップやBGM、SEの挿入
③参考にする写真(インサート)の挿入
④色味の調整(カメラが複数台ある場合)
⑤ミスや不自然な点がないかの見直し
また、場合によってはOPにダイジェストを入れるという作業も行います。
これは、重要なポイントや面白いポイントが終盤にある場合、視聴者にそのシーンを最初に見せることによって視聴者の維持につながるからです。
ただ、必ず編集の作業がこの流れということはなく、コンテンツの趣旨や内容に伴って不要な作業、または必要な作業が出てくることもあるという点には注意してください。
弊社ではこの工程において主にAdobeのPremiere Proを使用しています。
アップロード(最適化)
編集が完了し、動画が完成したらYouTubeにアップロードします。
アップロードする工程自体は非常に簡単ですので、以下の説明に倣って実行してみてください。
Step1 YouTubeのホーム画面で赤枠の部分をクリックし、「動画をアップロード」を選択
Step2 制作した動画をアップロードし、諸々の設定を行う(YouTubeカードや終了画面等)
この際、これ以降で説明するその他のテクニックを活用することでインプレッション数や再生回数が飛躍的に向上するので、ぜひそちらも参考にしてください。
効果測定
最後に、Youtubeアナリティクスを活用して効果測定を行います。
アップロード後に満足してしまう方も多いかと思いますが、実はアップロード後の効果測定も非常に重要です。
以下が代表的な指標になります。
まずはこれらの指標を定期的に確認していただけたら最低限の分析ができます。
アナリティクスのアクセス方法と使い方についてこちらの記事でも解説していますのでこちらもご覧ください。
- おすすめの記事
- ・YouTubeでのアナリティクスの見方、活用方法を紹介!
その他のテクニック
ここまで大まかなYouTube運用の流れを紹介しました。
続いてはYouTubeで成果を出すためのテクニックをご紹介します。
タイトル、タグ、説明文にキーワードをつける
上位表示させたいキーワードを動画のタイトルや説明文、タグに含めましょう。
こうすることでYouTubeのアルゴリズムに拾ってもらいやすくなり、上位表示される確率が高まります。
ただ、無理やりキーワードをねじ込むことはNGです。
場合によってはYouTube側にスパムと認識されてしまい、ペナルティを受けてしまう可能性があるからです。
不自然にならないよう適度にキーワードを含めましょう。
クリックしたくなるサムネイルをつける
サムネイルは動画の顔であり、視聴者にファーストインプレッションを与える要素であるので、目立つ色や一目で動画内容がわかるような工夫(例えば大きめのフォントのテキスト)をしましょう。
- 合わせて読みたい
- ・急に動画が伸びるかも!?YouTubeのサムネイル作成方法を解説
コメントに返信する
視聴者のコメントに返信することで視聴者のファン化を促進すると同時に、YouTubeのアルゴリズムに対して、活発なチャンネルであるという印象付けを行うことができます。
また、視聴者との貴重なタッチポイントであるので、生の声を聞ける場を活用しましょう。
ここまでは代表的なテクニックを3つほど紹介しましたが、これら以外にも様々なノウハウがありますのでぜひこれらの記事も参考にしてください。
- おすすめのポイント
- ・【事例+画像付き】YouTubeカードについてわかりやすく解説
- ・再生回数増加間違いなし!YouTubeのハッシュタグの効果を解説
- ・活用すれば登録者数や再生回数が急増?終了画面の作り方を解説!
中小企業のYouTubeアカウントを運用する際の注意点
最後に、中小企業がYouTubeを運用する際の注意点を解説します。
顧客目線になっているか
さきほど成功事例の部分でも紹介しましたが、顧客目線のコンテンツはYouTubeアカウントを運用する上で非常に重要です。
企業の運用するアカウントは自社もしくはその商品、サービスの良さを伝えたいがために、企業目線のコンテンツになってしまうことが多々あります。
しかし、せっかく時間と費用をかけて制作したコンテンツも視聴者にみてもらわなければ意味がありません。
なので、視聴者にとって本当に価値があるコンテンツなのか(見ていて面白い、役に立つ)を確認しながらYouTube運用を行ってください。
効果測定を怠っていないか
こちらも先ほど紹介しましたが、多くの方が見落としがちな重要な業務に効果測定があります。
YouTubeの提供するアナリティクスという機能は非常に有能で、YouTubeにおける改善の余地を示唆してくれています。
動画をアップロードして満足してしまっていては、それらの情報を全く活用することができません。
そのため、定期的にアナリティクスを確認し、PDCAサイクルを回すことを心がけるようにしましょう。
また、アナリティクスの見方がどうしてもわからない、というような方はYouTube運用代行会社によってはレポート業務のみを依頼できる会社もありますので、プロに依頼してみることも一つの手ではあるでしょう。
中小企業にとってYouTubeは非常に有効
いかがだったでしょうか?
非常に内容の多い、長い記事になってしまいましたが中小企業様がYouTubeを活用される上で必要な情報は基本的に書くことができたかと思います。
あとは実際にYouTube運用を始めてみて、わからない点があったらこの記事や弊社の配信している記事を改めてみていただければお役に立てると考えています。
株式会社KNOCKは、以下の事業を手がけています。
- 企業×インフルエンサーのコラボプロデュース支援(インフルエンサーと企業によるプロモーション活動をワンストップでサポート)
- 企業様のYouTube活用支援(YouTube運用代行・コンサル)
企業様に寄り添い、成果を実感していただける運用を行わせていただきますので、 YouTubeマーケティングをご検討の方は、お気軽にご相談ください。
株式会社KNOCKでは、累計登録者数350万人越え、月間視聴回数1億回以上の実績を有しています。
チャンネルを始めたい・伸ばしたい、現在社内で運用しているが成果が出ずに困っている企業様はぜひお問い合わせください。
詳細については、こちらからご覧いただくことができます。