こんにちは、株式会社KNOCK動画マーケティング部です。
先日、弊社クライアントから以下の質問を頂きました。
「TikTokを活用して動画マーケティングができると聞いたのですが、本当ですか?」
確かにTikTokはただ見て楽しむものであり、マーケティングに使うプラットフォームではないと考えている方も多いのではないかと思います。
そこで今回は、TikTokを活用した企業マーケティングのメリットやそのポイントについて、 株式会社KNOCK動画マーケティング部がわかりやすく解説します。
この記事を読むことでTikTokを活用した動画マーケティングについて理解し、動画マーケティング施策の一環として行うことができます。
株式会社KNOCKでは、累計登録者数350万人越え、月間視聴回数1億回以上の実績を有するインフルエンサーと、YouTubeを通して成果を挙げたいという企業様とのタイアップ案件の支援を行っております。
インフルエンサーとのタイアップを通じて売上などを伸ばしていきたいという企業様は、ぜひ株式会社KNOCKにお問い合わせください。
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目次
TikTokとは
近年若者の間で流行している動画プラットフォームが「TikTok」です。
主に15秒から30秒程度のショートムービーを投稿し、ユーザーからのいいねやコメントを獲得していく形となっています。
ショートムービーの視聴や投稿の手軽さが10代や20代の若い世代の人々の間で爆発的にヒットし、現在国内でのアクティブユーザー数は月間でおよそ950万人にも上ります。
若いインフルエンサーが音楽に合わせた振り付けを行っているというイメージをお持ちの方も多いことかと思いますが、最近では企業のTikTok活用も活発になってきています。
SNSを活用した動画マーケティングを行うとなると、YouTubeやTwitter、Instagramなどがまず候補として挙げられると思います。
しかし、TikTokでも活用方法次第ではユーザーにうまく訴求し、動画マーケティングを成功させることが可能です。
そこで、企業がTikTokを活用した動画マーケティングを行うメリットについて次の見出しで解説していきます。
YouTubeやInstagramを活用したマーケティングについても詳しく知りたいという方は、こちらの記事をご覧ください。
企業がTikTokを活用するメリット
若い世代の人々に訴求できる
TikTokのユーザー数の大半は10代~20代の若い人々であるため、うまく活用することでそれらの世代のTikTokユーザーに訴求することができます。
10代や20代のユーザーに訴求するメリットとして、購買だけでなく将来の顧客の育成も可能であるということが挙げられます。
TikTokを活用し、企業名の認知拡大に繋げることで現在、そして将来にまで至って効果を得ることが可能です。
また、最近では若い世代だけでなく30代以上の年齢層の人々にもTikTokは広がりを見せ始めています。
MMD研究所の調査によると、TikTokを利用したことがあると答えた人は、20代で40%強、30代で30%弱、40代で20%となっており、必ずしも若年層のためだけの動画プラットフォームではなくなってきているということがうかがえます。
(参照:MMD研究所「2020年スマートフォンアプリコンテンツに関する定点調査」https://mmdlabo.jp/investigation/detail_1910.html)
今後、より動画マーケティングの媒体としてのTikTokの価値は高まっていくでしょう。
ユーザーに不快感を与えずに宣伝できる
YouTubeやTwitterなどは広告がわかりやすく挿入されているため、不快感を感じるユーザー数も一定数存在しています。
特にYouTubeは、動画の途中で挿入されるミッドロール広告などがあるため、途中で動画視聴を中断させられ、広告に対しての嫌悪感を抱く人が多いです。
その一方で、TikTokの広告は動画をスクロールしていく中で自然な形で挿入されているため、あまり不快感を与えずに宣伝を行うことができます。
活用する企業が少なく、差別化できる
動画マーケティングといえばYouTubeなどが先に挙がることが多いため、TikTokを活用している企業の数はあまり多くないというのが現状です。
そのため、今TikTokを活用した動画マーケティングを開始することで先行者利益を獲得することができます。
YouTubeはコンテンツの内容によってはレッドオーシャンになっているものもあるため、中途半端な施策では全くといっていいほど成果が出ません。
SEO対策などをきちんと行い、定期的な効果測定を行って改善を繰り返す中でようやく成果が見えてくるものです。
TwitterやInstagramを活用したマーケティングも、YouTubeと同様に多くの企業がすでに運用を始めています。
この理由として、これらのSNSは利用者の母数が多い、また利用者の年齢層も幅広いためマーケティング媒体として優れているという意識が多くの方々の中に根付いているためだと推測することができます。
しかし、TikTokはまだプラットフォーム自体がブルーオーシャンであるため、差別化を行うことが容易となっています。
もちろん影響力が薄いというわけではなく、効果的なマーケティングを行うことで大きな成果を上げることが可能です。
あまり費用をかけずに始められる
例えばYouTubeなどで企業チャンネルを開設し、本格的にYouTube運用を行っていきたいと考えている場合、内製・外注のどちらの方法を採用するにしても、決して安くはない費用がかかります。
内製の場合は動画撮影のための機材やキャスティングの費用、外注の場合は毎月の代行料金が発生します。
もちろん、その分成功した場合には大きな利益を得ることが可能です。
しかし、成功するかどうかまだわからないという初期の段階で多くの費用を投資するという選択に対して一歩引いてしまうという方もいらっしゃることと思います。
そんな時におすすめの動画プラットフォームこそがTikTokです。
スマホで撮影したような簡易的な動画でも「バズる」ことも多々あります。
TikTokにおいて重要なのは、いかにユーザーの興味を惹く動画を作れるかどうかということです。
数十秒という短い時間の中でインパクトの大きい動画を作り、認知拡大や購買に繋げられるようにしましょう。
TikTokを活用した動画マーケティングを成功させるポイント
ターゲティングをきちんと行う
これはTikTokに限った話ではありませんが、ターゲティングをきちんと行うということは非常に重要です。
ターゲットの設定があやふやなままTikTokの運用を始めたとしても、コンテンツの面白さや流行などでいいねがたくさん付く動画などを生み出すことはできるかもしれませんが、本質的な目標の達成には手が届きません。
この理由として、ユーザーはただ面白いと思ったからいいねを押しただけであって、そのアカウント自体に魅力を感じたわけではないからということが挙げられます。
このようにターゲティングをきちんと行っていない場合、TikTokマーケティングを行う際の最大の目標である認知拡大や商品の購買などに繋げることは非常に難しいと言わざるを得ません。
また、TikTokでの動画マーケティングにおいてはインフルエンサーを起用したコラボ動画なども頻繁に配信されています。
20代の女性向けの化粧品のPRをしたい企業があると仮定します。
そこでインフルエンサーを起用したコラボ動画を制作しようと考えた際に、10代の男子高校生から人気のインフルエンサーなどを起用した場合、本来のペルソナである20代の女性はどのように感じるでしょうか?
おそらく全くといっていいほどその化粧品に興味を示さないでしょう。
インフルエンサーを起用してマーケティングを行う場合は、そのインフルエンサーのファン層と自社のペルソナが合致しているかどうかということを確認する必要があります。
定期的に配信を行う
TikTokでのマーケティングを成功させるためには、まず動画を多くの人に視聴してもらう必要があります。
起承転結がはっきりとしているコンテンツの制作を行うことや、インフルエンサーとのコラボ動画を配信することも重要ですが、定期的に動画コンテンツの配信を行うということもまた同じように重要です。
「これは伸びるだろう」と考えて投稿した動画が全く伸びないこともあれば、何気ない気持ちで投稿した動画が大きく伸びることもあるのがTikTokの特徴です。
そのため、まずは動画の投稿数を増やし、企業のアカウントが多くの人の目に留まるようにする必要があります。
キャンペーンを行う
TikTokでユーザーに訴求し、認知拡大や購買に繋げるためにはキャンペーンを行うことが重要です。
TikTokにおいてキャンペーンは、新商品や新サービスの宣伝に使われることが多いです。
ユーザーの目に留まるような動画を作成し、特徴的なハッシュタグなどを活用することで、TikTokのユーザーに効果的に訴求することが可能です。
キャンペーンを打ち出す場合でも、ターゲティングをきちんと行い、短い時間の中で多くの人の印象に残るような動画を作成するようにしましょう。
TikTok以外の優れた動画プラットフォーム
YouTube
ここまで、訴求効果の高い動画プラットフォームとしてTikTokを紹介してきました。
次に、TikTok以外の優れた動画プラットフォームとして、YouTubeを紹介します。
近年、YouTubeを活用する企業の数はどんどん増えてきています。
その理由としては、YouTubeがもつ媒体価値に多くの人が気付き始めたからということが挙げられます。
YouTubeの動画プラットフォームとしての媒体価値や、企業の成功事例について詳しく知りたいという方は、YouTubeのプロが語る!YouTubeの媒体価値とは?と【企業必見】YouTubeマーケティングの成功事例を徹底解説をご覧ください。
また、企業のYouTube活用について詳しく知りたいという方は、以下の記事をご覧ください。
- 企業のYouTube活用関連記事
- ・【BtoC企業向け】YouTubeマーケティングの活用方法を解説!
- ・BtoB企業もYouTubeを活用すべき理由と活用方法を解説!
- ・【企業必見】企業がYouTubeのPDCAを回すコツと活用ポイントを解説
企業がYouTubeチャンネルの運用を行うとき、自社で内製するか、専門の会社に外注するかという選択を迫られることとなります。
内製・外注のどちらにもメリットとデメリットがあるため、よく吟味して運用方法を決定するようにしましょう。
仮に運用を外注するとなった場合、YouTube運用代行会社に依頼することになります。
どの会社に依頼したらよいのかよくわからないという方は、以下の記事を読み、運用代行会社の選定にお役立ていただけますと幸いです。
- YouTube運用代行会社関連記事
- ・YouTube運用代行会社の費用や選び方について徹底解説!
- ・【比較】YouTube運用代行会社の料金相場や特徴を徹底解説!
TikTokを活用した動画マーケティングを行おう
いかがだったでしょうか。
今回は企業がTikTokを活用した動画マーケティングを行うメリットとそのポイントについて解説しました。
近年その存在感を増しているTikTok、この記事を読んでそんなTikTokでの動画マーケティングにご活用いただければ幸いです。
株式会社KNOCKは、以下の事業を手がけています。
- 企業×インフルエンサーのコラボプロデュース支援(インフルエンサーと企業によるプロモーション活動をワンストップでサポート)
- 企業様のYouTube活用支援(YouTube運用代行・コンサル)
企業様に寄り添い、成果を実感していただける運用を行わせていただきますので、 YouTubeマーケティングをご検討の方は、お気軽にご相談ください。