こんにちは、株式会社KNOCK動画マーケティング部です。

今回は、YouTube動画の最適な尺の長さについて、 動画マーケティング部が紹介します。

動画の最適な尺の長さがわからずに困っているという方は是非ご覧ください。

株式会社KNOCKでは、累計登録者数350万人越え、月間視聴回数1億回以上の実績を有しています。

チャンネルを始めたい・伸ばしたい、現在社内で運用しているが成果が出ずに困っている企業様はぜひお問い合わせください。

詳細については、こちらからご覧いただくことができます。

YouTubeにアップロードできる動画の長さの上限

YouTubeにアップロードする動画の最適な尺について解説する前に、動画の長さの上限についてお伝えします。

アップロードできる動画としては、最長で12時間、128GBまでが可能となっています。

詳しくはYouTube公式をチェック

8分以上の動画ですと、動画の途中に流れてくるミッドロール広告を挿入できるようになります。

ミッドロール広告は収益の向上に期待できるため、一般的には8分以上の動画を作成することがおすすめです。

 

YouTubeにおける最適な動画の長さ

ここからは、YouTubeにおける最適な動画の長さについて解説していきます。

最適な動画の長さはジャンルごとによって異なってくるため、それぞれのジャンルごとの違いについてもあわせてお伝えします。

解説系

解説系の動画は、例えば特定の問題について解説するといったものが挙げられます。

こうした解説系の動画は、20~30分など長めの尺になってしまっても問題のない場合が多いです。

この理由として、視聴者側も詳しい情報を手に入れることを望んでいるため、情報が多く含まれている動画がより好まれるということが挙げられます。

これは一例ですが、ある数学の問題について解説している動画があったときに、1分から3分ほどで動画が終わっていたら視聴者はどのように感じるでしょうか?

おそらく、その動画を見ただけで本当に深く理解することができるのか疑問に感じると思われます。

内容が同じであれば、その内容についてより深く掘り下げていて長時間になっている動画の方が、視聴者も好んで視聴すると考えられます。

そのため、解説系の動画を投稿しようと考えている場合は、動画の尺をコンパクトにすることにこだわりすぎず、視聴者がしっかり理解できるかどうかという点を意識するようにしましょう。

実況系

ゲーム実況などの実況系動画は、多少動画の尺が長くなってしまっても受け入れられる傾向にあります。

なぜなら、開始からクライマックスまでを通してゲームの一連の流れを見たいと考えている視聴者が多く存在しているためです。

また、ゲームの実況と合わせて投稿者による雑談などを期待している視聴者も多く存在しているため、多少尺が長くなったとしても受け入れられやすくなっています。

そのため、15~30分程度の動画でも問題はないといえます。

最近では100万人を超えるような大物YouTuberであればあるほど長尺の動画が増える傾向にあります。

これは有名なYouTuberほどファン層をしっかりと獲得できているため離脱率が低いからと考えられます。

チャンネルの規模が大きくなってきた場合、1時間前後の長尺の動画をアップロードしても問題はないでしょう。

また、最近では実況系の動画はライブ配信で視聴する人も増えてきてストリーマーという言葉が定着しつつあります。

彼らはライブ配信をしているため一概に通常の動画と時間を比べることは難しいですが一回の配信で3時間以上配信する配信者がほとんどです。

その時その時のトレンドにも注目しつつ時間を設定していくことが重要です。

 

PR系

商品やサービスのPR系の動画は、あまり長い尺だと視聴者に敬遠されてしまいます。

この理由として、長々とPRをされても途中で飽きが来てしまうということが考えられます。

例えば企業チャンネルがPR動画を投稿した際に、その動画が非常に尺の長いものであった場合、その企業のブランドイメージを傷つけることにもつながりかねません。

そのため、PR系の動画を投稿する際は、視聴者に不快感を抱かれるようなことがないか、ブランドイメージを傷つけることがないかなどといったことをよく吟味してから投稿するようにしましょう。

もちろん、うまく動画を活用すれば効果的なPRへとつなげることが可能となっています。

YouTubeにおいてPRを行う場合は、「簡潔」「PR感を出しすぎない」ということを意識すると成功につながりやすいです。

YouTubeにおける販促などについては、【企業向け】販促効果の高いYouTubeマーケティングについて解説をご覧ください。

エンタメ系

エンタメ系の動画は、10~15分程度が望ましいです。

この理由として、短すぎると動画の面白さを伝えきれず、長すぎると中だるみしてしまい、本当は面白かったとしても「つまらなかった」という印象を視聴者に与えかねないためです。

視聴者の満足度を最大化するためにも、短すぎず長すぎずという尺の動画を制作するようにしましょう。

また、内容が濃密であるために、どうしても尺が長くなってしまうという場合は、シリーズ化して配信することをおすすめします。

シリーズ化して配信することにより、視聴者に「もっと見たい」と思ってもらうことができます。

これにより、継続的に動画を視聴してもらうことができるため、総再生時間の増加、そして面白いと思ってもらえた場合にはチャンネル登録者数の増加を見込むことができます。

このチャンネル登録者を増加させることはもちろん重要ですが、それ以上に総再生時間を増加させることはYouTubeにおいて大きな意味を持ちます。

総再生時間は、YouTubeが最も重要視している指標であり、この総再生時間が多いと検索上位に表示されやすくなるためです。

そのため、チャンネルを拡大していく際には総再生時間を意識して取り組むようにしましょう。

総再生時間は、視聴回数×平均視聴時間の式で表されます。

そのため、この二つを同時に伸ばしていく必要があります。

YouTubeにおける総再生時間に関しては、以下の記事もあわせてご参照ください。

関連記事
YouTubeの総再生時間とは?調べ方や重要性を解説【アナリティクス】
【重要】再生回数が急増?YouTubeの視聴者維持率について解説

 

動画のアップロードに時間がかかる場合の対処法

動画の内容もよく吟味して制作し、いざ投稿!となったときに、アップロードに時間がかかってしまって苦労したという経験をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そうした際に考えられる原因としては2つあります。

一つが、「動画の容量が大きすぎる」、そしてもう一つが、「通信環境が不安定」というものです。

それぞれの解決策について、解説していきます。

動画を分割する

動画の尺が長く、そのせいで容量が大きくなってしまっている場合には、前編・後編、①・②・③といったようにいくつかに動画を分割して投稿することを推奨します。

先ほども述べたように、動画を分割し、何回かに分けて投稿することで、視聴回数を継続的に獲得していくことが可能となります。

通信環境を整える

いつの間にかWi-Fiが切れてしまっていたり、通信環境が不安定であったりということがアップロードに時間がかかってしまう原因としてよく挙げられます。

もしなかなか動画のアップロードが進まないという場合には、Wi-Fiの接続を見直したり、キャッシュを削除してパソコンやスマホの容量を軽くするといった対策を試してみて下さい。

YouTubeで動画の再生回数を増やすための方法

尺にこだわってきちんと動画を投稿できたとしても、視聴回数が増えなければ意味がありません。

そこでここからは、YouTubeで動画の視聴回数を増やしていくための方法について解説していきます。

SEO対策を行う

動画の再生回数を増やしていくためには、SEO対策を行うことが何よりも重要です。

SEO対策を施すべき要素には様々なものがありますが、今回はその中でも特に重要なタイトル・サムネイル・タグ・ディスクリプションについて解説します。

まずタイトルは、文字数を32文字以内に収め、左側に重要なキーワードを持ってくるようにしましょう。

次にサムネイルは、「人+数字+タイトルとは違うメッセージ性」を入れることを意識しましょう。

タグに関しては一概にこれが正しいとは言い切ることができませんが、動画に関連するものを5~20個程度入れることが推奨されています。

動画に関係のないタグを入れてもあまり意味はないので、動画に関連性の高いタグを挿入するようにしましょう。

ディスクリプションは、冒頭2~3行程度をタイトルとリンクさせた文章にし、チャプター化の設定もきちんと行うようにしましょう。

これらのことを意識して行うことが視聴回数や登録者数の増加に繋がるので、怠らないようにしましょう。

YouTubeにおけるSEO対策については、YouTubeでもSEO対策は必要!動画を上位表示させるには?でも解説しているので、あわせてご覧ください。

効果測定を行う

動画の公開後は、YouTubeアナリティクスを活用して定期的に効果測定を行うようにしましょう。

分析すべきアナリティクスの指標として最も重要なのが、先述の「総再生時間」です。

この総再生時間を伸ばすことで、検索や関連動画で上位に表示されやすくなります。

逆にこの総再生時間を伸ばすことができていない場合、動画を長い時間視聴してもらえていないなどの原因が考えられますので、視聴者が飽きるような動画の構成になってしまっていないかなどを確認するようにしましょう。

他にもアナリティクスで確認すべき重要な指標をいくつかまとめたので、分析を行う際は以下の図を参考にしてみて下さい。

YouTube 動画 時間

動画の最適な尺についてのまとめ

まとめ
・最適な尺は動画ジャンルによって違う
・総再生時間を伸ばすことを心がける
・動画を伸ばすためにSEO対策、効果測定は必須

 

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