こんにちは、株式会社KNOCK動画マーケティング部です。
先日、弊社クライアントから以下の質問を頂きました。
「YouTubeのミッドロール広告がマーケティングにおいて非常に有効というお話を伺ったでのすが、その辺を踏まえてミッドロール広告に関して教えていただきたいです。」
確かに企業の広報、マーケティング担当の方でもミッドロール広告について熟知している方は多くはないのではないかと思います。
そこで今回は、ミッドロール広告とそのメリット、制作時のポイントについて、 株式会社KNOCK動画マーケティング部がわかりやすく解説します。
この記事を読むことでミッドロール広告を網羅的に理解することができます。
また、この記事はミッドロール広告をマーケティングに活用したい、という企業のマーケティング担当や広報担当の方向けです。
YouTube運用をされていて、ミッドロール広告を活用して収益を得たいという配信者の方はYouTube投稿者にとってミッドロール広告とは?メリットや注意点を解説をご覧ください。
株式会社KNOCKでは、累計登録者数350万人越え、月間視聴回数1億回以上の実績を有しています。
チャンネルを始めたい・伸ばしたい、現在社内で運用しているが成果が出ずに困っている企業様はぜひお問い合わせください。
詳細については、こちらからご覧いただくことができます。
目次
ミッドロール広告とは
まず、ミッドロール広告とはどんなものなのかをわかりやすく解説します。
ミッドロール広告とは、YouTubeの動画コンテンツの途中に広告動画を挿入するような広告の配信方法を指します。
おそらく経験がある方も多いかと思いますが、YouTubeの動画を再生している途中一旦動画の再生が停止され、別の動画が再生されるという形式をとっています。
このミッドロール広告の特徴としては以下の2つが挙げられます。
- 8分以上の動画にしか出稿できない
- 最初の5秒はスキップすることができない
1に関しては、最近(2020年7月)にミッドロール広告出稿の条件が緩和されそれまでの10分以上から8分に変更されました。
2に関しては、ミッドロール広告には短いと5秒のものから、長い場合は数分のものも含まれますが、動画の尺にかかわらず一律で5秒間はスキップすることができないという特徴があります。
ミッドロール広告だけでなく、YouTube広告全般について詳しく知りたいという方はこちらやこちらをご覧ください。
ミッドロール広告のメリット
それでは、ミッドロール広告が有効な広告手法として注目されている理由を紹介していきます。
視聴率が高い
1つ目のメリットとして、他の広告と比較してユーザーの視聴率が高いということがあります。
これには主に次の2つの理由が挙げられます。
まず、動画コンテンツの途中に挿入されるので、ユーザーが動画コンテンツの続きを見たいため、必然的にユーザーが離脱する可能性が低くなります。
これにより、例えば動画の再生前や再生後に挿入される広告と比較して高い視聴率が保証されます。
次に、最初の5秒間はスキップすることができないため、最初の5秒間でユーザーの興味を引くことができれば高い視聴率を維持することができます。
これは他のYouTube広告に関しても言えることですが、他のSNSの広告は基本的にいつでも削除もしくはスキップすることができるもで、それらと比較して高い視聴率が保証されます。
ターゲティングが容易
2つ目のメリットとして、詳細なターゲティングが容易ということがあります。
これはネット広告全般に当てはまることですが、本当に届けたい層に広告をアプローチすることができます。
例えばテレビCMでは、時間帯や番組の視聴者にどのような属性(性別や年齢)が多いか程度の絞り込みしかできず、その人の興味関心の対象まで考慮した詳細なターゲティングをすることが難しいことが多いです。
一方、ミッドロール広告ではその人の興味関心の対象まで考慮した踏まえたターゲティングが可能です。
例えばPCのニッチな部品やツールの広告を出稿する際に、PC関連の動画をアップロードしている配信者の動画に出稿することが可能になります。
これによって、結果的に効率よく見込み顧客にアプローチすることが可能になります。
自然な誘導が可能
3つ目のメリットとして、購入ページやランディングページへの自然な誘導が可能ということがあります。
YouTubeのミッドロール広告は配信する際に、ページ内にリンクを挿入することが可能なので、広告を視聴しているユーザーを自然な流れで誘導することができます。
また、YouTubeには過去に自社サイトに訪問したユーザーに動画広告を表示できるようなリマーケティング機能もあります。
ミッドロール広告の出稿と合わせて、YouTubeチャンネルの運用を行っていきたいと考えている企業の方もいらっしゃると思います。
そのような方の一助となる記事を弊社では執筆していますので、あわせてご覧いただけますと幸いです。
- 企業YouTube運用関連記事
- ・【BtoC企業向け】YouTubeマーケティングの活用方法を解説!
- ・BtoB企業もYouTubeを活用すべき理由と活用方法を解説!
- ・【企業必見】企業がYouTubeのPDCAを回すコツと活用ポイントを解説
また、企業のYouTube運用の成功事例については【企業必見】YouTubeマーケティングの成功事例を徹底解説で解説しているので、そちらもあわせて参考にしてみてください。
企業がYouTubeチャンネルの運用を行おうと考える際、選択肢としては自社内完結で内製するか、もしくは専門の会社に外注するかの二択が挙げられます。
どちらにもメリットとデメリットはありますが、成果を確実なものとするのであれば、専門の運用代行会社に外注することをおすすめします。
YouTube運用代行会社については以下の記事で解説しています。
- YouTube運用代行会社関連記事
- ・YouTube運用代行会社の費用や選び方について徹底解説!
- ・【比較】YouTube運用代行会社の料金相場や特徴を徹底解説!
制作時のポイント
最後に、ミッドロール広告用の動画を制作する際のポイントを解説します。
広告の役割を明確化
まず、広告の役割を明確にする必要があります。
その動画広告がユーザーの購買を促進するものなのか、認知度向上を目指しているものなのかによって動画の内容が変わってきます。
効果を最大化するためには、広告がどのような意図で制作されるべきなのかを明確にしましょう。
訴求点の絞り込み
次に、訴求点の絞り込みが必要になります。
ミッドロール広告用の動画広告を作成する際に念頭に置かなければならないのは、ユーザーはすぐにでも動画コンテンツの続きを見たいと考えているということです。
そのため、なるべく伝えたいことを簡潔に伝えなけなりません。
そうなった際に、売り文句や製品、サービスの情報をあれこれ詰め込んでいては冗長なものになってしまうため、ある程度取捨選択をして本当に訴求したい情報のみを絞り込みましょう。
最初の5秒が肝心
最後に、最初の5秒の構成を最適化する必要があります。
前述のように、ミッドロール広告は尺にかかわらず最初の5秒はスキップすることができません。
なので、最初の5秒でユーザーの興味を引くことができるか否かでその後の視聴率が大きく変わってきます。
ミッドロール広告についてのまとめ
いかがだったでしょうか?
この記事では、ミッドロール広告とそのメリット、制作時のポイントについて解説しました。
- まとめ
- ・ミッドロール広告とは、動画の途中に挿入された広告のこと
- ・ミッドロール広告には視聴率の高さや誘導の容易さなど、メリットが大きい
- ・構成や役割を意識した、より効果のあるミッドロール広告を作ろう!
この記事を参考にミッドロール広告用の動画を制作し、それをマーケティングに活かしていきましょう。
株式会社KNOCKは、以下の事業を手がけています。
- 企業×インフルエンサーのコラボプロデュース支援(インフルエンサーと企業によるプロモーション活動をワンストップでサポート)
- 企業様のYouTube活用支援(YouTube運用代行・コンサル)
企業様に寄り添い、成果を実感していただける運用を行わせていただきますので、 YouTubeマーケティングをご検討の方は、お気軽にご相談ください。
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